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稲城市立第4保育園民営化と第6保育園耐震工事の実施について [市議会]

 本日、稲城市議会福祉文教委員会が開かれて、2件の行政報告と所管調査の討議が行われました。
 行政報告の1つが「市立第4保育園の民営化と第6保育園の耐震補強工事について」でしたので、その内容について報告します。主な概要は以下の2点です。

①第4保育園(定員112人)を廃止して、2020年4月に完成予定の民営の大丸都営跡地新保育園(定員222人以上)に事業を移行する。
②第6保育園を含む大丸都営第2アパートは2020年から耐震補強工事を実施するので、耐震工事が終わるまで第6保育園の園児や職員は第4保育園を仮園舎として保育を実施する。
③それぞれ説明会については、第4保育園の保護者に対しては8月3日と21日に、第6保育園の保護者は8月下旬に、大丸地域の住民説明会は9月22日に実施する。
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 第4保育園と第6保育園の今後については、私は6月の市議会で取り上げて質問しました。その時の答えは「まだ決定していません。これから決めます」ということでした。最終的に決まった形がこの内容だという事です。
 今回は行政報告ですのでいくつかの確認に留めましたが、以下の質疑を行いました。
山岸:第4保育園での「保護者説明会」はどのような内容になるのか?
市:これまでの経過と敬意を説明するのと、「民営化ガイドライン」についても説明します。
山岸:第2保育園を民営化する際にガイドラインの作成や事業者選定に保護者も参加した。今回も同じようにするのか?
市:ガイドライン作成や事業者選定に保護者も参加してもらう予定です。
山岸:第4保育園と第6保育園では保育定員が違うが、第6保育園の児童をすべて第4保育園に移すことはできるのか?
市:詳細はこれから検討していきます。

 今回大きいのは、現在112人定員の第4保育園が一気に2倍の220人規模の大規模園になってしまうことです。これは子どもたちにとって大きな影響となります。この点について丁寧な対応が求められます。
 第6保育園についても「明日から第4保育園に移って保育します」と簡単にいく問題ではありません。様々な懸念事項があります。これら諸々の問題点について整理をして、9月議会の一般質問でじっくり取り上げていきたいと思います。

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