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学童クラブの定員増について [市議会]

 1月31日に市議会福祉文教委員会が開かれ、行政報告が行われました。その中で、2022年4月からの学童クラブの定員増が市から報告されたのでご報告します。

〇学童クラブの受入定員の拡大について(緊急対策)
1.緊急対策の基本的な考え方
 2022年度の学童クラブの需要増に対して、緊急対策として受入定員を拡大する。また、現在の育成室で受入定員の拡大ができない場合は、可能な範囲で他に育成室を確保する。
 ・現在の市内の総定員数:855人 → 新たな総定員数:1,016人(161人増)

2.定員を増やす学童クラブ
・以下の表の通り
0131.jpg

3.今後について
 学童クラブの保留(待機)児童については、今回の緊急対策により概ね解消することができるが、地域によっては状況が異なるので今後も検討していく。

<解説>
 日本共産党稲城市議団からは田島議員が福祉文教委員として参加をしました。田島議員および参加した議員の質疑を紹介します。

Q8か所161人の定員拡大だが、これまでこの規模の定員増をしたことはあるのか?
→緊急対策として行うのは初めてです。
Q今のタイミングで定員拡大をすることになった理由は?
→宅地開発等による人口増と学童クラブの需要増による学童の申し込みが年々増加していたために、緊急対策として実行することとなりました。
Q「今後について」で「地域によって状況が異なるので、今後も検討していく」としているが、募集状況によってはさらなる定員拡大も行うべきではないか?
→個々の定員増は予算を伴う内容だが、必要な対応については検討していきます。
Q「新たな育成室を確保する」学童の対応はどうするのか?
→第一小学校、第六小学校、南山小学校では他の教室を活用する予定です。
→平尾小学校については第3文化センターにかつて学童クラブとして使っていた部屋があるので、そこを活用します。これについては公設公営の学童とします。

 学童の定員拡大についてはこの数年にわたって議会質問などで要望されてきました。私も2021年6月議会から3回連続で定員拡大を求め、保護者の方からも2千近い署名が提出されました。今回、ついに定員拡大がされるということで大きな前進であると考えます。
 引き続き、学童を必要とする子どもたちが安心して学童を利用できるように子育て支援の強化を求めます。ぜひ、ご意見ご要望がありましたらお寄せください。
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