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稲城市議会総務委員会の報告~新型コロナに関する市の対応について~ [市議会]

 本日、稲城市議会総務委員会が開かれました。内容は行政報告で、「新型コロナウイルス感染症に関する市の対応について」でした。主には①市の対策本部の開催状況、②職員の勤務体制、③マスク・防護衣・消毒液の配布状況、④電話相談件数、⑤特別定額給付金(10万円給付金)のスケジュール等、⑥「くらしの相談窓口」と「生活福祉資金」の相談申し込み状況、⑦地域PCRセンター、⑧救急活動と避難所の対応、⑨市立病院の状況 等について報告と質疑がされました。今回はその中でも、いくつか重要なポイントについて報告します。

1.情報発信・広報について
Q市民への情報発信や広報についての基本的な考え方は?
→最新の情報を市ホームページや様々な媒体で発信するようにしています。
Q市内の感染状況についての公表の考え方は?
→感染者の情報は基本的には保健所に集約をされ、東京都が報告することとなっています。
→市としては「どこで、何人、発生したのか」ということよりは、不要不急の外出を避けてもらいながら「一人一人が感染しないための対策を行う」ことが重要であると考えています。

2.職員の状況
Q職員の勤務状況は?
→ほぼすべての職場で2交代制勤務を実施しています。職場内で2班編成をして、1日おきに出勤と在宅勤務を繰り返しています。
→非常勤職員も在宅勤務をしてもらっていますが、一部の事務補助など在宅勤務になじまない職員については在宅勤務ではなく「休業」扱いにして、休業手当を支給するようにしています。
→3月、4月と年度末と年度初めにかかったために、一部の職場で残業時間が増えた実態はありました。代休なども使いながら解消するように努めています。メンタルヘルスが不調になった職員は今のところいません。

3.特別定額給付金(10万円給付金)
Q今後のスケジュールは?
→オンライン申請は本日(5月18日)から開始しました。郵送申請は5月28日から申請書を発送開始予定で、6月1日から申請受け付けます。申請書を受け付けてから、2~3週間で支給する予定です。
Qオンライン申請の状況は?
→オンライン申請そのものは、大きな不備が無ければ郵送申請よりも早く支給できる場合もあります。しかし、「申請内容に不備がある」「パスワードを忘れた」「これからマイナンバーカードの取得申請」等の場合は、郵送申請の方が早く支給できると思われます。

4.PCRセンターについて
QPCRセンター設置の検討状況は?
→稲城市医師会の総意として、保健所を介さずに医師の判断で直接検査が行えるPCRセンターの設置が要請されましたので、設置に向けて協議をしています。具体的な時期については未定です。

5.市立病院の状況
Q帰国者・接触者外来の状況は?
→4月1日から設置をしています。稲城市民を中心に、保健所から指示を受けた人に検査をしています。現在、39名に検査をしました。
Q病院の患者状況は?
→以下の表の通りです。
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→近隣市と構成している三多摩地域公立病院協議会で東京都に対する減収補てんの要請などについて相談をしています。

<解説>
 今回はあくまでも中間報告的な扱いであり保育園などの子育て支援、学校の対応、公民館や図書館、運動場などの施設関係については6月に報告してもらうことになりました。
 今回の報告で特に深刻に感じたのが、市立病院の状況です。4月の患者数について、予算資料を基に計算すると、ひと月あたりで2億円以上の減収となります。
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 健診がストップしているのでまったくのゼロ収入で、入院と外来が半減をしている中で、感染対策のために様々な費用が発生しています。このまま推移すると数億円単位の赤字決算が予想されます。そして、同じような状況は民間の病院やクリニックなどでも起きているのではないでしょうか。地域医療を支え、感染対策に奮闘されている医療機関を守っていく事が本当に求められます。
 6月12日からは定例議会も開かれる予定です。抜本的な対策が求められますし、それには稲城市だけでなく、国や東京都の役割も重要になってきます。都議会や国会とも連携しながら、市民の暮らしと命を守っていくために引き続きがんばっていきます。

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稲城市新型コロナ対策補正予算について~10万円給付金・融資制度・他~ [市議会]

 本日、市から新型コロナウイルス対応のための「一般会計補正予算」とその他の新たな融資制度を作るための条例について説明を受けました。本来であれば議案として議会に提案をされて、それを審議、採決をしてから正式な予算や条例になります。しかし、今回に関してはすぐにでも実施をする必要があることから、議会を通さない市長の「専決処分」として4月30日付で実行をされています。主な内容について報告します。

1.特別定額給付金支給事業(※10万円給付金)
Q予算の内訳の詳細は?
→予算総額は約92億5千万円で、そのうち約6千万円が事務処理経費、残りの約91億8千万円が給付金そのものです。
→対象者数は4月27日10時現在の人口数で計算をしていて、実際の支給額は変わると思われます。
Q作業スケジュールや支給時期の目安は?
→郵送先として約4万1千世帯に申請用紙を届けることになります。
→これから印刷等の作業に入るので、早くても申請用紙の送付は5月中旬になりますが、5月中には全世帯へ発送したいと考えています。
→郵送手続きの方は返信された申請用紙をチェックして、順次指定の口座に振り込むようにしていきます。支給開始は6月になると思われます。
Q市民へのお知らせは?
→今後の市広報やホームページ、メール配信サービスなどでお知らせをしていきます。
→様々な事情で住民票とは違う場所に生活されている方や、銀行口座を持っていない方にも対応できるようにしていきます。
→専用の電話問い合わせの受付窓口を設けるようにします。

<解説>
 いわゆる「10万円給付金」については、早くても6月の支給になりそうな状況です。事務処理手続きだけでなく、実際にお金を払う業務の市が行うということで、約100億円近い予算がつくことになりました。今年度の稲城市の予算は約370億円ですので、年度予算の25%に相当するとても大きな事業になります。すべての人に漏らさず支給がされるように、情報発信や手続きの相談を丁寧に行っていく事を求めていきたいと思います。


2.新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん事業
Q制度の趣旨や目的は?
→事業者向けの融資制度については国や都も行っていますが、そういった制度から漏れてしまう事業者に対しても支援ができるような融資制度としました。
→信用保証料や利子を市が負担をすることで、必要な方が融資を受けやすいようにしました。
Q内容や対象は?
→国や都の制度は「前年同月比で〇〇%の減収」という要件にしていますが、これは「前年同月比で減収」していることのみを条件としました。
→詳細は以下の表の通りです。
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Qお知らせの方法は?
→商工会を通じてのお知らせや金融機関窓口へのチラシ置き、市公報などでお知らせをしていきます。

<解説>
 稲城市独自の融資制度になります。信用保証料として約1300万円、初年度分利子として約400万円の予算規模となります。市独自の融資制度であり、担当者からは「国や都の制度から漏れてしまう事業者をちゃんと支援したい」と説明されました。とても重要な制度だと思いますので、ぜひ広報や周知をしてほしいと求めました。この間の相談事例の中で、「商工会に入っていないので、支援や助成の制度について何もお知らせがこない」という声がありました。市としても独自に案内を強めることをお願いしました。

 大きくは以上の2点ですが、その他に「児童手当に1万円上乗せ」「生活困窮相談窓口の増員」「家賃補助の増額」「食事の宅配事業に補助」なども予算化されました。今回の補正予算はまずはとっかかりの取り組みだと思います。緊急事態宣言の延長がほぼ決定しそうな状況では、学校や保育園、医療機関や介護施設への支援なども必要になってくるのではないでしょうか。迅速に実施することと同時に、市民や事業者の声が反映されたものでなければならないと思います。
 今回は特別な対応として専決処分に同意をしましたが、これからは必要な議会はちゃんと開いてしっかりとチェック機能を果たしていく事が求められます。市民の命と暮らしを守っていくために、言うべきことは言うという立場で臨みたいと思います。これからも、皆さんの声をお寄せください。
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日本共産党稲城市議団「学校休校アンケート」まとめ [市議団政策]

 日本共産党稲城市議団は3月2日から、「学校休校についてのアンケート」を実施しています。アンケートには保護者の皆さんから、様々な声が寄せられました。
 特に学校と保育園の対応について声が寄せられたので、その内容を整理して本日、それぞれの担当部署に伝えました。アンケートの結果の中間報告と、本日の市とのやり取りについて報告します。

<アンケート結果(属性)>
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<アンケート結果(自由記載)>※一部内容を加工しています。
1.保育園関係
①子どもは学童と長時間保育を利用していますが学校や長時間保育もクラスターになりやすい場所なので不安で仕方ないです。休んでしまうと生活ができず休みたくても休めません。
②職場では「学童や長時間保育が閉鎖になって、仕事に出られなくなった時はお金の補償する」と言われているので、学童や保育園などの自粛の検討をお願いしたい。
③保育園は通常通り開園していて休業補償が受けられないため、仕事を休みたくても仕事を休むことができない。
④「やむを得ない場合は預かってくれる」というのは親切だが、預けようと思えば預けられる道があると、仕事を休ませてくれと言いにくい。
⑤保育園も閉鎖にならないかぎり、仕事は続けなくてはならない。行かせない選択肢を与えられず、苦悩している。
⑥保育園を自主的に休んでも4月からしか保育料の免除がなく、月に1日でも登園したら全額の支払いになる。日割の導入、3月からの免除を望む。

2.学校関係
①入学式、始業式も延期してほしい。
②三密を解決できるまで学校延長すべき、稲城市の対応は遅すぎる。
③学業面や生活面で困っていないとはいえないが、子ども達が学校に行くことにより感染拡大が進むことの方がはるかに困る。
④私費で教育を賄わなくてはいけない。公費でオンライン学習など導入してほしい。
⑤預かり学校するなら人数で分けて、何日かおきに授業をしてほしい。授業の遅れも気になるし、預かり学校学童はやるのに授業だけやらないのは中途半端に様に感じる。
⑤登校日が設けられたが10:20下校で、その後の放課後子供教室が開くのは14:00なので、間が開いてしまう。下校時刻を遅らせるか、放課後教室の開始を早めてほしい。
⑥休校により光熱費等の費用がかさむが、減給しているわけではないので給付が受けられない。また、栄養面も心配で、給食の有り難さを痛感する。
⑦学童に行かせるのも不安だが、空いているうちは子供が行きたいというので、行かせるしかない。しかし、学童がないと、仕事で出勤しなくてはならない時は困る。小学生や保育園の子どもがいる保護者については、国の責任で帰省して働かせない方向で補償もして欲しい。
⑧日々、子どもたちも親もストレスが溜まっている。
⑨午前中は学習に充てるなど規則を作ってくれると、自宅にいる子供を指導しやすい。

3.その他
①稲城市の感染者について、どこをいつ利用していたのか詳細が知りたい。
③マスクの入手が困難。市内で何人の感染者がいるか不安。
④稲城市で3人の感染者が出ているにもかかわらず、市からメールや詳細など一切情報がなく不安。稲城市内の感染拡大状況を市長から正確に発信してほしい。

<市とのやり取り>
 市との話し合いの中では、「大事なのは保護者の不安によりそうことであり」「それぞれの気持ちが尊重されるように対応してほしい」と求めました。保育園については、「登園を自粛したいが仕事を休めないので、行かざるを得ないという気持ちの人もいる」「保育料の返金も他市のように柔軟に対応してほしい」と要請しました。また、学校については、「休校延長の決定やアナウンスが結果的にギリギリになってしまった」「保護者への案内や情報発信については丁寧に行ってほしい」と伝えました。
 それぞれの市の担当者からは、「様々な声があるのは理解しています」「かつてない状況で、どれが正解なのかは判断するのが難しい」と悩んでいる実情も明かされました。
 それぞれの要望について「すぐに〇〇します」という事にはなりませんが、市民の声を届けながら、市の状況についても聞くことで、疑問点の解消や制度の改善につなげることができます。これからも、双方向なやり取りを大事にしていきたいと思います。今後もアンケートは継続して実施して、切実な声や要望を届けていきます。皆さんの声をお寄せください。

「新型コロナウイルスによる休校」についてのアンケート
https://forms.gle/fGyRWpm7cXCrYXnUA

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稲城市議会3月議会が閉会しました。 [市議会]

 本日、令和2年(2020年)第1回定例会が閉会しました。今回の議会は新型コロナウイルスへの対応を行うために、議事日程が変更されて一般質問も取りやめになりました。新年度予算をめぐって様々な議論が交わされましたが、今日の本会議で最終的な討論と採決が行われました。
 日本共産党稲城市議団は市長提案議案27本のうち20本に賛成して7本に反対し、陳情2本と議員提案1本に賛成しました。各議案に対する賛否は以下の通りとなります。また、私は2つの陳情に対して賛成討論を行いましたので、その内容についても掲載します。

<総務委員会関係>※議案名は一部省略しています
〇固定資産評価審査委員会条例の一部改正 賛成:全員
〇職員の公益的法人への派遣に関する条例の一部改正 賛成:全員
〇職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正 賛成:全員
〇特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例等の一部改正 賛成:全員
<福祉文教委員会関係>
〇学校給食費の管理に関する条例 賛成:全員
〇市立保育所設置条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇介護保険条例の一部改正 賛成:全員
〇病院事業の設置等に関する条例の一部改正 賛成:全員

<建設環境委員会関係>
〇印鑑条例の一部改正 賛成:全員
〇国民健康保険税条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇多摩都市計画事業稲城榎戸土地区画整理事業施行規程を定める条例等の一部改正 賛成:全員
〇下水道事業の設置等に関する条例の一部改正 賛成:全員

<補正予算関係>
〇一般会計補正予算(第5号) 賛成:全員
〇国民健康特別保険会計補正予算(第3号) 賛成:全員
〇土地区画整理特別会計補正予算(第2号) 賛成:全員
〇後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 賛成:全員

<予算関係>
〇一般会計予算 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇国民健康保険事業特別会計予算 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇土地区画整理事業特別会計予算 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇介護保険特別会計予算 賛成:全員
〇後期高齢者医療特別会計予算 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇下水道事業特別会計予算 賛成:全員
〇病院事業会計予算 反対:山岸、岡田、田島賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、村上、武田、いそむら、あらい、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本

<陳情>
〇全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の実現に関する意見書提出を求める陳情 賛成:山岸、岡田、田島、村上、武田、いそむら、あらい反対:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇使用料・手数料の一斉値上げに関する市主催の説明会を求める陳情 賛成:山岸、岡田、田島、村上、武田、いそむら、あらい反対:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇ごみ指定袋の値上げの実地を延期し再検討を求める陳情 賛成:山岸、岡田、田島、村上、武田、いそむら、あらい反対:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本

<議員提出議案>
〇新型コロナウイルス対策に関する意見書 賛成:全員

【陳情への賛成討論】
 第1号陳情「全国知事会の『米軍基地負担に関する提言』の実現に関する意見書提出を求める陳情」と第2号陳情「使用料・手数料の一斉値上げに関する市主催の説明会を求める陳情」について賛成の立場から討論します。
まず、第1号陳情についてです。総務委員会でも述べましたが、この全国知事会の提言は4つの項目について求めています。1つは米軍機による低空飛行訓練等については関係自治体や地域住民の不安を払しょくして行うこと、2つ目は日米地域協定を抜本的に見直して国内法を適用させること、3つ目は事件や事故に対する具体的かつ実効的な防止策をとること、4つ目は施設毎に必要性や使用状況等を点検したうえで、基地の整理・縮小・返還を積極的に促進することの4点であります。
 稲城市内における横田基地付属施設の多摩サービス補助施設ではどうでしょうか。具体的な訓練による被害や、事件・事故などは無いと考えますが、しかし日米地域協定の規制をうけ、稲城市内にあっても市民が自由に出入りすることはできません。私は市議会一般質問で、この施設内にある旧日本軍の火薬製造工場、多摩火工廠のさらなる調査や遺構の保全を求めてきましたが、それらの目途はたっていません。日米地域協定の抜本的な見直し、施設の国内法の適用は、稲城市にとっても重要なものとなるのではないでしょうか。
 また、基地の整理・縮小・返還は、まさに市も同じ立場にたっています。委員会審議で確認しましたが、施設の返還についてはこれまで同様、今後も国や都に対して働き掛けていく事が答弁されました。また、稲城市議会でもこれまで昭和56年、平成3年と施設の早期返還に関する議決を行っています。そういった意味でも、本陳情は市および市議会と同じ立場であると考えます。引き続き、多摩サービス補助施設の早期返還を実現するためにも本陳情への賛成を求めるものです。
 続いて、第2号陳情について述べます。
 陳情の中身に入るにあたって、以下の発言を引用したいと思います。
 市民への説明責任を果たすためには、情報提供を行うことが重要です。そのために、必要に応じて、市民の代表である市議会に説明し意見をもらうとともに、住民説明会の開催や意見公募等により、広く市民から意見をもらっています。
 これは、平成26年第4回定例会一般質問での当時の企画部長の答弁です。
 説明責任を果たす、住民説明会や意見公募等で、広く市民から意見をもらう。これが稲城市の行政の立場だったのではないでしょうか。しかし、委員会審議の中で、市はこの見直しにあたっての説明会の開催をかたくなに拒んでいます。なぜ、なのでしょうか。
 私はこれまで様々な意見や方針の対立があっても、少なくともそれを進めるプロセスについては、市に対して一定の信頼を持っていました。iバス、ドッグラン、地番整理、保育園の民営化委、区画整理地域内での施設建設に伴うトラブル、様々あっても当事者の住民の皆さんや広く市民に対して丁寧に説明をする、紙や文字だけではなく言葉でも説明をするという立場を取ってこられたのではないでしょうか。
 区画整理地域内でのトラブルで、担当の課長さんが厳しい言葉で詰め寄られていても、それでもご理解をいただきたいと説明をしていた姿に、市の行政運営の大変さと同時にそれを遂行するための真摯な努力という物を感じました。今回の使用料・利用料の見直しにあたっては、そういった姿が見られない。改めて、残念でなりません。
 もう一点、重大な問題があります。3月1日付公報に記載されていた次の一文「議会が議決する前の議案の段階で市民への説明会の開催を義務付ける手続き規定はありません」、であります。
 それはその通りなんです。そういった規定や条例、法律は確かにありません。それでは、そういった規定がないので、説明会はしないのか?そういった質問をしたら、「ものによってはする」と答弁されました。それも、その通りなんです。先ほど例にあげたどれもが、規定や条例は無くても必要であると判断されて市民や住民向けに説明会が行われているのです。そういった事実がありながら、「規定がないから説明会はしません」などという文章をわざわざ載せる。こういったひとつひとつの対応が市に対する疑問や批判につながっているのではないでしょうか。
 最後に次の発言を引用します。平成19年度第1回定例会一般質問で日本共産党の岡田まなぶ議員が多摩市がエコプラザ多摩を建設するにあたって、市民説明会を求めたときの答弁です。
 本件については、法的には説明会を行う義務はございませんが、多摩市に対し市民の声を伝えるとともに、稲城市民の不安を解消するため、説明会の早急な実施を求めてきました。
 他市に対しては、法的義務はないけれど市民説明会を行うように求めて、自らは法的義務はないからという理由で説明会を行わない。これではダブルスタンダードという指摘を受けても致し方ないのではないでしょうか。
 私は市が市民の不安や疑問に対して正面から向き合うこと、たとえ厳しい言葉があったとしても、最後まで説明責任を果たすことが、市民の信頼を得る道であると考えます。市議会として、そういった立場を明確にすることを求めて賛成討論といたします。

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※三沢川の桜も満開になりました。
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稲城市議会3月議会予算委員会報告~予算組み替え動議の提出~ [市議会]

 本日(3月26日)、稲城市議会予算特別委員会が開かれ、市の予算案の採決が行われました。今日は委員会での採決であり、明日(3月27日)の本会議で最終的な採決が行われますが、議長を除く全議員の参加する予算委員会は重要な役割を持っています。
 その予算委員会に、私たち日本共産党稲城市議団は市民クラブの4人の議員と一緒に「一般会計の予算組み替え動議」を提出しました。
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※提出された「予算組み替え動議」

 動議の目的は、新型コロナウイルス感染症による経済不況が予想されている中で、市民の負担を軽減して生活を支えるというもので、その内容は、昨年の12月議会で大きな問題になった「使用料・手数料の見直し」に伴う一斉値上げをすべて延期することを求めています。
 具体的には歳入(収入)から各種値上げ分を削除し、歳出(支出)からは市役所駐車場の値上げ準備のための駐車場整備工事の分を削除します。足りなくなる歳入については、財政調整基金の繰り入れで補うというものです。
 動議そのものは成立し、採決の前に内容について他の議員から質問も出されました。「12月の議会で条例が成立しているのに、予算だけ変えることができるのか」「新型コロナ対策というが、本当に対策になるのか」「市民の暮らしに直結する物になるのか」「動議が否決されたら、予算案にはどういう態度をとるのか」など、かなり活発に(若干ヒートアップするほど)議論がされました。
 質疑の結果、残念ながら動議は否決をされました。その後、予算案に対する採決が行われて日本共産党は「一般会計予算」「国保特別会計」「後期高齢者特別会計」「区画整理特別会計」「病院企業会計」に反対しましたが、すべて賛成多数で可決されました。
 動議が否決された事は残念ですが、他の会派の議員の皆さんと一緒に意思表明をできたのは良かったです。明日の本会議ではその他の議案や陳情も含めて、最終的な討論と採決が行われます。そこでもしっかりと、意思表示をして市民の声を市議会に届けていきたいと思います。
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稲城市の学校休校への対応と申し入れについて [市議団政策]

 新型コロナウイルス感染症対策に伴う小中学校の休校について、稲城市の休校については3月2日と3日は開校して、4日から休校になります。詳細は以下のリンク先をご参照ください。
【新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る稲城市教育委員会の対応について】

 その上で本日、日本共産党稲城市議団として教育委員会へ要望書を提出し、若干の懇談も行いましたのでご報告します。

<申し入れ項目>
①医療関係者、福祉関係者、公共交通機関、公務職場などの社会を支える機関が機能停止にならないように、そうした事情の家庭の子どもについて受け入れる体制づくりをしてください。
②休校の日数の柔軟な対応や、休校中のこどもの学習・生活が保障できようにしてください。
③卒業式について、学校や保護者の声を聞きながら稲城の実情にそくした柔軟な対応をしてください。
④給食について、希望する家庭について提供できるようにしてください。
⑤学校や給食センター等で働く非常勤講師や非常勤職員の生活を守るために休業期間中の給与が補償されるようにしてください。
⑥給食中止によって大きな損害が出てしまう給食関連事業者の営業が補償されるようにしてください。
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※申し入れをする日本共産党稲城市議団(左から岡田議員、田島議員、山岸)

 申し入れについては教育長、教育部長、教育指導部長などが対応をしていただき、私たちの質問に対してもお答えをしていただきました。
<主なやり取り>
①具体的な子どもたちへの対応は?
・小学校1~3年生を「自習」扱いで受け入れます。時間は8:20~14:00頃までです。
・給食についてはアレルギー対応ができないので、給食の提供できないと判断しました。
・4~6年生と中学生は原則自宅学習とします。
②授業日数や通知表について
・消化できなかった授業時数をどうするのかは、これからの検討になります。
・通知表をどうするのかはまだ決まっていません。登校最終日の3月3日に渡すことは困難な状況です。
③給食費・卒業式・今後の状況
・給食費は振込で返金対応とします。
・卒業式は式次第を短縮し卒業生、教員、保護者(2名まで)のみで実施します。
・今後について、状況が変わる中で春休み前に登校日を設けることもあるかもしれませんが、現状ではなんとも言えない状況です。
④非常勤職員・給食関連業者
・非常勤職員の出勤や給与、給食の食材納入業者への対応は、国や都の管轄となるので現段階では方針を決めることは困難です。

 多摩地域でも周辺の市が軒並み3月2日から休校となる中で、稲城市については子どもたちや保護者の状況を考えてとても良い独自判断がされていると考えます。懇談の中でも「働く事のできなくなる保護者への対応を考えた」と発言されました。これはとても重要な視点だと思います。なによりも、子どもたちの学びや生活を守り、保護者も含めた市民の暮らしを支える立場で対応していくことが求められると思います。
 今後も事態が進む中で、更なる対応が求められると思います。日本共産党稲城市議団として稲城市の独自対応について前進面を評価しながら、これからも必要な要望を市に伝えられるように努力していきます。皆さんの声をお寄せください。
 以下のフォームでアンケートを行っています。ぜひ困っていることや要望についてお寄せください。
日本共産党【稲城市「新型コロナウイルスによる休校」についてのアンケート】
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稲城市議会3月議会の日程変更について [市議会]

 本日、緊急の代表者会議と議会運営委員会が開かれて、3月2日以降の議事日程が大きく変更されました。主な内容は、議員による一般質問をすべて中止にして10日間の休会日を設けるというものです。新型コロナウイルス対策について、この1~2週間が大切になる中で議会審議で市の役職者を拘束し続けることは避けて、必要な対策に専念をしてもらうこととなりました。
 変更となった議会日程は以下の通りです。
3月 2日(月) 補正予算委員会・本会議(補正予算採決)
   3日(火) 休会
 ~11日(水)  〃
  12日(木) 代表質問
  13日(金) 総務委員会・福祉文教委員会・建設環境委員会
        ※同じ日に3つの委員会を開催。前の委員会が終わってから、次の委員会に移る。
  16日(月) 予算委員会・総括質疑
  17日(火) 予算委員会・総務分科会
  18日(水) 予算委員会・福祉文教分科会
  19日(木) 予算委員会・建設環境分科会
  27日(金) 本会議最終日(討論と採決)

 なお、市議会の本会議や委員会の傍聴については、感染リスクを減らすために傍聴はインターネット視聴などを活用してもらい、基本的には傍聴の自粛をお願いすることになりました。傍聴にいらした方には、別室でモニターを通して傍聴していただくことになります。せっかく傍聴に来ていただいたのにご不便をおかけしますが、ご理解をいただければと思います。
 残念ながら準備をした一般質問については、質問することができなくなりました。引き続き資料を整理しながら、6月の議会で質問ができるように準備をしていきたいと思います。
 なお、大きな社会問題になっている小中学校の一斉休校については、稲城市は3月2日と3日は開校することが決定しており、それ以降については検討していくとのことです。市議会は休会中ですが、必要な情報収集や申し入れなどは行っていきます。また、予算の審議については、しっかりと準備をして臨みたいと思います。
 引き続き、市民の皆さんの声をお寄せください。
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稲城市議会3月議会が始まります。 [市議会]

 2月26日から、来年度の予算案を議論する3月市議会が始まります。根強い批判がある、値上げについて予算案にどのように反映をされているのか、具体的に審議をしていくことになります。また、値上げ問題に関連して市民から陳情も提出されています。陳情採択を求めて、論戦に臨んでいきます。市議会への傍聴を、ぜひお願いいたします。インターネット中継もありますので、視聴もよろしくお願いします。

<3月議会の主な日程>
2月26日(水) 本会議開会日(議案説明 等)
3月 2日(月) 補正予算委員会
   3日(火) 代表質問 ※日本共産党は岡田議員が11時頃から行います。
   4日(水)一般質問 ※山岸は4日の9時半からの予定です
  ~9日(月)  〃
  10日(火) 総務委員会 ※「値上げ問題の説明会を求める陳情」等
  11日(水) 福祉文教委員会
  12日(木) 建設環境委員会 ※「ごみ袋の値上げ停止を求める陳情」
  13日(金) 予算委員会・総括質疑
  16日(月) 予算委員会・総務分科会
  17日(火) 予算委員会・福祉文教分科会
  18日(水) 予算委員会・建設環境分科会
  27日(金) 本会議最終日(討論と採決)

<一般質問の項目>
1.安心して利用できる介護保険制度について
 次期の介護保険事業計画の策定に向けて、新たな負担増計画が明らかになりました。誰もが安心して介護保険制度を利用するために、これ以上の負担増に反対する立場から質問します。

2.高齢者への虐待を防止の取り組みについて
 高齢者虐待の圧倒的多くは家族間における虐待となっています。虐待の防止、解決のために行政が迅速かつ積極的に関わることを求めます。

3.正確で冷静な感染症対策と市民の負担軽減について
 新型コロナウイルスによる感染が社会全体に大きな不安を広げています。不安による混乱や差別などを防ぐための冷静で適切な対応を求めます。また、学校でインフルエンザから回復した時の「登校許可証」について保護者負担の軽減を求めます。

4.街の中を気軽に行き来できるバス路線について
 バス路線の増便や新設による、交通不便の解消を願う市民の声が寄せられています。誰もが街の中を気軽に移動することのできる公共交通の充実を求めます。

5.法令に基づいた行政運営の在り方について
 市の組織内に様々な審議会や委員会が設置をされています。それらが法令に基づいた適切な運営がされることを求めて質問します。
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「値上げ問題を考える市民説明会」に参加しました [まちのできごと]

 1月25日(土)に、「値上げ問題を考える市民の会」主催の「このまま進めていいのでしょうか?使用料・利用料の一斉値上げ市民説明会」に参加をしてきました。
 これは、すでに様々な形で問題になっている稲城市が4月から行おうとしている「使用料・利用料の見直し」という名目の一斉値上げについて、その理由や内容等について市長や議員に対して説明をしてほしいと要請をして開かれたものです。本来であれば、市長が率先して説明会を行って市民の疑問や意見に答えるべきだと私は考えますが、市長は「説明会の予定はない」ということのようなので、市民有志の皆さんがわざわざ手間暇をかけて説明会を開催されました。
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※当日配布された市の財政状況についての資料(市民の会作成)

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※当日配布されたゴミ袋値上げについての資料(市民の会作成)

 市長とすべての市議会議員に案内を送ったとのことですが、結果として参加をしたのは私たち日本共産党稲城市議団3人(山岸・岡田・田島)と市民クラブ4人(あらい・村上・武田・いそむら)の7人の市議会議員でした。参加されなかった市長や議員にはそれぞれの考えがあると思いますが、せっかく市民有志の皆さんが準備をしてくれた説明会なのだから参加してもよかったのではないかと思います。また、市長は今回の値上げの責任者なのだから、市長主催の説明会を行うくらいの姿勢が必要ではないでしょうか。
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※主催者あいさつをされる会の代表(左)と7人の議員(右)

 当日は土曜日の夜という時間にも関わらず、会場いっぱいの150人近い市民の皆さんが参加をされて、大変熱心なやり取りがされました。前半は参加した各議員がそれぞれの内容について報告説明をして、それを受けて参加された皆さんから質問や意見が出されました。
 出された質問や意見で書き留めた主な物は以下の通りでした。

・「算定基準の詳細」は市のホームページに載っているあるがどの程度の内容なのか?
・私は「丁寧に説明」してもらったという気がしていない、これはどうすればいいのか?
・市長や行政にどうすれば疑問や意見を届けることができるのか?
・今のまま値上げを進めさせていいとは思えない。私は疑問があれば市に対して文書で質問して、文書で回答をもらうようにしている。
・ゴミ袋の値上げについて地元の議員に「これは大変なことではないか」と言ったら、「このくらいはたいした事ではない」と言われた。とても憤っている。
・今回の値上げの問題や市長のひどい進め方について多くの市民が知らされていないと思う。もっと市民に知らせないといけないと思う。

 その他にも様々な質問や意見が出されました。総じて、皆さんの声は「今の進め方は納得ができない」「広報だけ配って、あとはホームページを見ろでは乱暴すぎる」「こういった市民の声をもっと市長や議員は知るべき」というものでした。
 参加された多くの皆さんが真面目に考えられていることがよくわかりました。やはり、政治は市役所や市議会の中だけで作られるのではなく市民の生活の中から作られますし、政策は市長や議員だけで作るのではなく市民の声とともに作っていくことが求められるのではないでしょうか。
 値上げ問題については3月議会に出される来年度予算にも大きく関わってきます。これからもこの問題について、市民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。

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稲城市議会12月議会が閉会しました。 [市議会]

 本日、稲城市議会2019年12月議会(令和元年第4回定例会)が閉会しました。
 日本共産党は市長提案の40件の議案のうち27件に賛成し、13件に反対しました。また、議員提案意見書1件と、市民からの陳情2件についても賛成しました。それぞれの議案の賛否について報告します。

<総務委員会関係>※議案名は一部省略しています
〇会計年度任用職員の報酬、費用弁償および期末手当に関する条例 賛成:全員
〇押立ふれあい会館設置条例の一部改正 賛成:全員
〇会計年度任用職員制度の導入等に伴う関係条例の整備 賛成:全員
〇市税条例の一部改正 賛成:全員
〇手数料条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇行政財産使用料条例の一部改正 賛成:全員
〇公園駐車場の管理棟に関する条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇火災予防条例の一部改正 賛成:全員

<福祉文教委員会関係>
〇学校施設使用条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇公民館条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇城山体験学習館の管理運営に関する条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇iプラザ条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇学童クラブ設置条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇家庭的保育事業等の設備および運営に関する認可基準を定める条例の一部改正 賛成:全員
〇健康プラザ条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇病院使用条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正 賛成:全員

<建設環境委員会>
〇生活文化施設条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇体育施設条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇地域振興プラザ条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇廃棄物の処理及び再利用の促進委関する条例の一部改正 反対:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら賛成:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇道路占用料等徴収条例の一部改正 賛成:全員
〇自転車等の放置防止に関する条例の一部改正 賛成:全員
〇公園条例の一部改正 賛成:全員
〇公共物管理条例の一部改正 賛成:全員
〇準用河川流水占用料等徴収条例の一部改正 賛成:全員
〇下水道条例の一部改正 賛成:全員
〇道路線の認定(稲城長沼駅土地区画整理事業) 賛成:全員
〇道路線の認定(南山東部土地区画整理事業) 賛成:全員
〇道路線の認定(小田良土地区画整理事業) 賛成:全員
〇同路線の廃止(上平尾土地区画整理事業) 賛成:全員
〇道路線の変更(上平尾土地区画整理事業) 賛成:全員
〇道路線の認定(上平尾土地区画整理事業) 賛成:全員
〇道路線の廃止 賛成:全員

<補正予算関係>
〇一般会計補正予算(第4号) 賛成:全員
〇国民健康特別保険会計補正予算(第2号) 賛成:全員
〇土地区画整理特別会計補正予算(第1号) 賛成:全員
〇下水道事業会計補正予算(第2号) 賛成:全員

<その他>
〇一般職の職員の給与に関する条例の一部改正 賛成:全員
〇病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正 賛成:全員

<議員提出議案>
〇多摩川の台風対策協会に関する意見書 賛成:全員

<陳情>
〇幼児教育・保育無償化に伴う給食費についての陳情 賛成:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら反対:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本
〇保育園給食食材料費に関する陳情 賛成:山岸、岡田、田島、あらい、村上、武田、いそむら反対:中山、北浜、坂田、池田、川村、角田、梶浦、つのじ、市瀬、佐藤、中田、鈴木、岩佐、榎本

<解説>
 今度の議会の最大の焦点は、手数料・使用料の大幅な値上げ議案についてでした。委員会でも何度も質問して、市民の皆さんにお知らせをしたり、また他会派の議員と一緒に議会報告会等にも取り組みました。結果としてはすべての議案が賛成多数で可決されました。しかし、個々の議案では日本共産党だけでなく市民クラブの皆さんも反対をするなど、国会で起きているような野党共闘が市議会でも実現することができました。
 残念ながら議案は可決しましたが、この値上げを来年度予算に反映させない新しいたたかいがスタートします。これからも、市民の皆さんと力を合わせていきます。
 最後に、値上げ議案に対する私の反対討論を掲載します。

<反対討論>
 第61号議案「稲城市手数料条例の一部を改正する条例」と第78号議案「稲城市立公園駐車場の管理等に関する条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論します。
 まず、この「使用料・手数料の見直し」なるものについて全体を述べたいと思います。
 今議会に提案されている議案の中で、提案理由の説明の冒頭に「持続可能な行政運営」や「利用者負担の適正化」などの言葉が入っている条例は19本となっています。市はこの間、これらについては市の内部規則である「使用料・手数料の算定基準に沿って見直したものであり、値上げが目的ではない」と答弁しています。
 確かに一部の条例では若干の値下げになっていたりするものもあります。そういったものについては、私たちも賛成をする立場です。しかし、住民票の写し交付が200円から300円に値上がりするなど、多くのものが市民の暮らしや文化、スポーツなど様々な分野の使用料や手数料が値上がりする内容になっています。市自身も答弁しているように、今回のいわゆる「見直し」によって市財政への影響は約1億6千万円の増収とのことです。
 市にとって1億6千万円の増収ということは、1億6千万円を市民から新たに徴収をするという事です。まさしく大幅な負担増であり、これは使用料・手数料の大値上げ計画そのものと言わざるを得ません。市は「見直し」などという言い回しはやめて、大値上げ計画であることを素直に認めること。まず、そこから議論がスタートするのではないでしょうか
 その上で、この大値上げ計画の全体を通して、3点の問題点を指摘します。
 まず1点は、なによりも市民に対してまったく説明をしていないということです。未だに、市民に対して値上げの全容が明らかになっています。何をいくら値上げするのか、なぜ値上げをするのか、どういった根拠で値上げをするのか。そういったものが、市広報はおろかホームページにすら掲載されていません。市民に知らせず、市民の知らない中で値上げを決める。こんなやり方許されるのでしょうか?
 市は答弁の中で、去年の4月からこの大値上げ計画について検討をしていたと認めました。「市役所の中で時間をかけて考えてきた」ということです。立派な事です。自分達で考えるのに1年半近くも時間を使っているのに、市民に対する説明の時間はほとんど使おうとしない。普段から市民参加や、当事者意識や、市民による助け合い活動などを推奨しているのに、こういう重要なことを市民抜きにしてさっさと決めてしまおうとする。この市の姿勢に対して市民が怒り、批判が寄せられている。このことを自覚すべきです。
 さらに付け加えるのなら、私たち議員に対しても説明責任が果たされているとは言いがたいです。私は総務委員会で言いました。この金額の増減について、本会議で説明しましたか?と。実は初日の本会議、議案提案の時ですら具体的な金額、増減の根拠、その影響額について一切説明をしていない。資料だって、条例ごとの新旧対照表があるだけで、一覧になったものがない。個別に資料要求をして初めて、増減の一覧表、他市との比較、積算の根拠などが後から出てくる。もし、聞かなければそういった基本的な資料すら私たち議員に知らされずに決めようとしていたのでしょうか?
 議員は選挙で選ばれた市民の代表、まずは議会でしっかりと議論してそこで決めるべきというご意見があります。確かにそういった意見もあるのも認めます。しかし、その議会に対してすらまともな資料を出そうとしない。言わなければ出さない。これでしっかりとした議論ができるのでしょか。私は今回の市の進め方は市民軽視だけでなく、議会軽視も甚だしいと指摘したいと思います。
 この市の姿勢は到底認められるものではなく、この一点をもってしても大値上げ計画を撤回すべき理由として十分であると指摘したいと思います。
 続いて2つ目の問題点は、この大値上げ計画を実行しても、それぞれの行政サービスの向上や施設改修等にはつながらないということです。私の質問に対して市は答弁で「サービスの改善はそれとは別」であることを認め、直接のサービス改善には結びつかない事を認めています。
 値上げは実施されるのに、古いベンチ、破けた椅子、ガタガタの机、剥げかかった芝生、こういったものの更新は約束されない、これでは理解は得られないのではないでしょうか。少なくとも値上げをするのなら、利用者から出されている改善や施設整備についての要望にちゃんと答える計画も併せて示すべきであると考えます。
 そして3点目の問題点は、そもそも急いで値上げをする必要が無い。ということです。わが党の岡田まなぶ議員の質問に対して市は「来年、値上げをしなかったからと言って、行政サービスが滞ることはない」と答弁しました。これは当然と言えば、当然です。住民票の手数料を値上げしなかったために、来年4月から住民票の発行が突然の停まるのか。そんな事はありえません。
 いますぐに、どうしても来年4月から値上げを実施する理由はありません。市は今回の値上げの理由に「持続可能な行政運営」というのをあげています。今の市財政は「持続不可能な状況」なのでしょうか?市自身も、これまで「健全財政である」と言ってきたのではないでしょうか。一方で健全財政と言いながら、一方では持続不可能な状況にあるかのような言い方をしている。大きな矛盾があるのではないでしょうか。そういった点からもこんな性急な進め方をするのではなく、検討にじっくり時間をかけたように、説明や実施にもじっくりをかけるべきなのです。みなさん、そうではないでしょうか。
 以上の3点が、今回の大値上げ計画の基本的な問題であります。
 これらの点をふまえて、第61号議案の手数料の値上げと第78号議案の市役所駐車場の有料化に対して、反対の理由を述べます。
 手数料の値上げについては、住民票の写し交付が現在の1通200円が窓口請求300円、郵送請求400円に値上がりし、その他印鑑登録証明書、課税証明書、納税証明書など約20件の項目が値上がりし、市民の負担は約1千万円の負担増になります。
 市は見直し基準の中で、これら各種書類関係の手数料については、使用者個人の利益のために行われているものであり、税金投入をするものではないと述べています。本当にそうでしょうか。そもそも住民票や課税証明書などは、様々な公的手続きなどの際に提出が求められるものです。行政が様々な手続きを問題なく進めるために発行されるものが住民票の写しや課税証明書であり、行政の求めに応じて提出をしなくてはならないものです。そういった点からしても、100%利用者負担だといって、値上げをするのはそもそも理屈が通らないのではないでしょうか。以上の理由により、第61号議案について反対いたします。
 続いて、第78号議案です。これの最大の問題は、市役所駐車場の有料化です。これについては、委員会質疑の中で大問題が明らかになりました。3つの市役所駐車場に有料化のための機械を設置すると年間の維持経費で約1800万円にのぼる。ところが、肝心の駐車料金は年間で約900万円程度の想定になっている。つまり、市役所駐車場を有料化すると毎年900万円の赤字になるという事です。
 これは、とんでもない話です。市民に対しては「将来の持続可能性のため」といって1億6千万円にのぼる負担増を強行しようとしながら、市が率先して赤字事業を作り出そうとしている。先ほどの住民票などの値上げの総額が約1千万円でした。つまり、市役所駐車場を有料化すると、その赤字分で住民票のなどの値上げ分がほとんど吹き飛んでしまうということです。こんなことで市民の理解を得られるのでしょか?
 駐車場有料化のもう一つ大問題は、利用者の声をまったく聴いていないことです。すでに周知のように、市役所駐車場は公民館の施設やホールの利用者も多く利用している駐車場です。こういった利用者の声をまったく聴かずに、駐車場の有料化を決めたことは重大です。私の質問に対して、市は総合体育館のレストラン利用者は駐車場の無料時間を延長していることを認めました。その理由は「レストランの利用は長い時間が必要だから」ということでした。すばらしい理由です。
 レストランで食事をするのは1時間では足りないので、さらに1時間の無料時間延長をしている。それでは、公民館一回のロビーにあるレストランはどうなのでしょうか?市役所地下にあるレストランもどうなのでしょうか?公民館の会議室や図書館を利用する方、ホールで様々な文化活動に参加する方は、長い時間は必要ないのでしょか?そんなことは、ありません。
 同じ行政運営で2重基準を設けることは許されません。当然ながら、市役所の様々な窓口利用者、レストランなどの施設利用者、公民館の利用者に対しても同じように駐車場無料時間の延長が求められます。そして、無料時間が拡大すればますます駐車料金が減っていき、市の赤字が拡大をしていきます。つまり結論として求められるのは、市役所駐車場の有料化はきっぱりとやめるべき。これが最良の解決策ではないでしょうか。
 以上の理由により私たち日本共産党稲城市議団は、この道理のない使用料・手数料の大値上げ計画は今すぐに撤回をすることを求めます。稲城市が市民参加による、市民と協同したまちづくりを進めようと言うのであれば、市民の声に耳を傾け、市民の暮らしを守る市政運営を行うべきです。これからも、市民の皆さんと一緒に力を合わせ、市民の声を市政に市議会に届けていくために、全力で奮闘をしていく事を求め、討論を終わります。

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※寒くて猫も毛布の中で寝ています。
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