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稲城市3月議会が閉会しました。 [市議会]

 本日、平成29年度第1回稲城市議会定例会(3月議会)が閉会しました。
 日本共産党稲城市議団は市長提案議案19件のうち16件に賛成をして、3件に反対をしました。その他に、議員提出議案2件に賛成をして、陳情2件に賛成をしました。

各議案の議員の賛否については、以下の通りです。(議案名称は一部省略しています)
<総務委員会関係>
○個人情報保護条例及び情報公開条例の一部改正 賛成:全員
○特定個人情報の保護に関する特例を定める条例の一部改正 賛成:中山、北浜、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、中田、鈴木、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、梶浦反対:荒井、藤原、岡田、山岸、村上
○市議会議員及び市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正 賛成:全員
○市税条例等の一部改正 賛成:全員
<福祉文教委員会関係>
○ひとり親家庭等の医療費の条例に関する条例等の一部改正 賛成:全員
○介護保険条例の一部改正 賛成:全員
○市立病院使用条例の一部改正 賛成:全員
<建設環境委員会関係>
○榎戸土地区画整理事業に関する業務委託契約 賛成:全員
○矢野口駅周辺土地区画整理事業に関する業務委託契約 賛成:全員
○稲城長沼駅周辺土地区画整理事業に関する業務委託契約 賛成:全員
○南多摩駅周辺土地区画整理事業に関する業務委託契約 賛成:全員
○公共下水道事業の一部(南山東部土地区画整理事業区域)に関する業務契約 賛成:全員
<予算特別委員会関係>
○平成29年度一般会計予算 賛成:中山、北浜、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、荒井、藤原、中田、鈴木、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、梶浦、村上反対:岡田、山岸
○平成29年度一般会計予算に対する附帯決議 賛成:荒井、藤原、岡田、山岸、村上反対:中山、北浜、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、中田、鈴木、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、梶浦
○平成29年度国民健康保険事業特別会計予算 賛成:全員
○平成29年度土地区画整理事業特別会計予算 賛成:中山、北浜、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、荒井、藤原、中田、鈴木、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、梶浦、村上反対:岡田、山岸
○平成29年度下水道事業特別会計予算 賛成:全員
○平成29年度介護保険特別会計予算 賛成:全員
○平成29年度後期高齢者医療特別会計予算 賛成:全員
○平成29年度病院事業会計予算 賛成:全員
<議員提案>
○ホームドアの設置及び内報線付き点状ブロックの整備促進と併せてソフト面での対応を求める意見書 賛成:全員
<陳情>
○原子力依存から撤退を求める陳情 賛成:荒井、藤原、岡田、山岸、村上反対:中山、北浜、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、中田、鈴木、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、梶浦
○精神障害者も心身障害者医療費助成制度(マル障)の対象とすることについての陳情書 賛成:全員

<解説>
 今議会は来年度の予算案を審議する予算議会でした。
 日本共産党市議団は前日の予算特別委員会の際に「予算組み替え動議」を提出しましたが賛成少数で否決をされたので、本会議の採決に先立つ討論では岡田議員が唯一、反対討論を行いました。反対討論のポイントは前日の予算組み替え案と同じで、「保育園の待機児童対策が不足している」点と「組合事業のトンネル建設を市が肩代わりしている」点です。この2点を中心に、予算案の各事業に対する評価を述べました。
 予算案については岡田議員以外に7人の議員が賛成討論をしましたが、保育園の待機児童については「市は限られた予算の中でがんばっている」というプラスの評価をする内容がほとんどで、数人の議員からは「がんばってはいるが、待機児童対策についてさらなる実施を求める」と控えめな要望が述べられました。
 討論後の採決では、残念ながら日本共産党以外の全員が一般会計予算を賛成して予算が成立をしました。しかし、予算成立後にある会派の議員から付帯決議(議案に対する議員としての意見表明)として「保育所待機児童の解消に最大限努力を求める付帯決議」が提案されました。私たちは予算案そのものが不十分であると考えていますが、案が取れた成立後の予算をより良くしていくものとして「附帯決議」には賛成をしましたが、これも賛成少数で否決をされました。
 付帯決議の質疑の中では、一部の議員からは「市長は予算委員会の中で、『保育園の待機児解消について緊急対策を行う』と述べている。こういった市長の姿勢を尊重して温かく見守るべきだ」「これまで市長も職員もがんばってきたのだから、失礼なことをすべきではない」という意見が出されました。それぞれの考えで発言をされているので発言自体に対する評価はしませんが、少なくとも日本共産党市議団は「今の市長の待機児対策は明らかな失敗であり、早急に市長の責任で緊急的な対策をしなくてはならない」と考えています。
 予算案以外では、マイナンバー関係の議案1件について私が反対討論をして反対をしたのと、脱原発を求める市民からの陳情について私が賛成討論をして賛成をしました。
 今後は成立された予算について、市民にとってプラスの物はより良くしていく事を求め、不十分な物は更なる改善について求めていきます。

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