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「オスプレイ配備撤回を求める」市長申し入れを行いました [市議団政策]

本日、岡田団長と共に市議団として、高橋市長に対して「横田基地へのCV22オスプレイの配備撤回を求める」申し入れを行いました。
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先日の日米両政府の突然発表をした横田基地へのオスプレイ配備計画に対しては、横田基地周辺の自治体だけではなく三多摩地域の全ての自治体から怒りの声があがっています。
特に稲城市は横田基地を除くと、三多摩地域で唯一の米軍施設である「米軍多摩サービス補助施設」を抱えています。
また、公式には確認されていませんが、横田基地と神奈川の厚木基地を結ぶ通過地点が稲城市の上空にあたると言われています。
まさに稲城にとっては他人事ではない問題です。

申し入れの前に市の担当部局から説明を受けましたが、今の段階では市として積極的に行動する予定はないとのことです。
市議団としてはこれから始まる議会でもこの問題を積極的に取り上げ、市民の命と安全を守っていくためにも東京の空にオスプレイを飛ばせてはならないと声を上げていきます。
参考のために、以下に申し入れの全文を掲載します。

横田基地へのCV22オスプレイの配備撤回を求める申し入れ

稲城市長 高橋勝浩 殿

2015年5月22日

日本共産党稲城市議団 岡田まなぶ、山岸太一

 日米両政府は12日、米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイを横田基地に配備することを正式に発表しました。
 CV22オスプレイは、特殊作戦部隊の輸送・補給が主な任務であり、戦争の最前線で敵の急襲作戦に従事する特殊作戦機です。防衛省資料によっても、沖縄配備のMV22と比較し、事故率は3倍以上に達しています。
 そもそも横田基地は人口が密集した市街地に所在しており、アメリカ国内では、公共施設、住宅等を禁止しているクリアゾーンやAPZ1(事故危険地域1)の範囲内に、小学校や保育園、老人ホーム、病院、住宅などが存在しています。横田基地にはすでにC130戦術輸送機が常駐し、特殊作戦部隊がパラシュートで降下する訓練が頻繁におこなわれており、周辺住民は爆音被害と相次ぐ部品の落下などの事故の危険にさらされています。
 また、米軍専用の横田空域は1都8県にまたがり、首都圏の上空一帯がCV22の訓練空域として危険にさらされることになります。特に稲城市は横田基地と厚木基地の間を行き来するヘリや戦闘機の通過地点にあたり、横田基地にオスプレイが配備されれば稲城市の上空をオスプレイが飛び交う可能性が極めて高くなります。
 さらに、稲城には米軍多摩サービス補助施設がありますが、状況によってはこの場所がオスプレイの発着や運用の訓練に使われる可能性も否定できません。
 私たちは、東京都民と稲城市民を大きな危険にさらすオスプレイの配備方針の撤回を求め、稲城市としても日本政府に対して積極的に働きかけていくことを強く要請するものです。

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