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初質問の質問通告を提出しました [市議会]

稲城市の6月定例議会は6月11日から始まります。
定例会で各議員が行う一般質問の質問通告の締切は開始日の8日前までなっており、6月議会は本日(3日)の13時までとなっています。
10時に岡田議員団長と2人で質問を通告用紙を提出にいったら、22人中山岸が8番目、岡田議員が9番目となりました。
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一般質問とは、市が実施をしている施策について包括的に質問を行うことができるものです。
市民や住民の皆さんからの切実な要望や、国政の問題についての市の態度など、様々な角度から質問をすることができます。

6月の定例会に向けた、共産党市議団の基本姿勢は次の3点になります。
①選挙後初の議会であり、選挙で訴えてきた公約を実現していく立場を明確にしていく。
②国政課題の「戦争立法反対」の声を議会内で上げていき、急に明らかになったオスプレイの横田基地配備について反対の世論をつくっていく。
③当面の緊急課題である、戦争美化を推進する教科書採択を許さない運動を議会内でもリードして行く。

山岸と岡田議員の質問も、この3点の基本姿勢に沿って作成をしました。
6月11日以降の議案の進め方や質問の日時などは、明日の議案運営委員会で決定をされます。
日時が決まりましたら、お知らせをして多くのみなさんに傍聴のお誘いをしていきたいと思います。

以下に、まずは質問通告をした内容について全文掲載をいたします。
通告はあくまでも項目のみなので、この内容をさらに深めて質問をしていくための事例調査や当事者の方へのヒアリングなどを進めていきます。

一般質問通告書 2015年6月

会派名:日本共産党 氏名:山岸太一

1.安心して住み続けられる、地域包括ケアシステムの構築について
(1)在宅医療を支える地域医療体制の整備について
 2014年に国会で成立した「医療介護総合推進法」は、医療分野と介護分野の提供体制の再編を進めています。特に医療分野では「時々入院、ほぼ在宅」のかけ声のもとに早期の退院を誘導し、在宅での往診医療の強化を求めています。急性期病院からの退院を迫られた患者や家族が安心して在宅生活を送るための医療体制の整備は急務であるとの立場から質問します。

①現状の地域医療の体制について、特に訪問診療や24時間訪問診療が可能な医療機関の整備状況と現状認識について聞きます。

②23区や他市と比べても24時間訪問診療可能な医療機関数などは数が圧倒的に少ないと考えますが、今後どのように整備をしていくのか認識を聞きます。

(2)第6期介護保険計画について
 今年度より開始された第6期介護保険計画では、これまで介護予防給付として介護サービスを受けていた方が地域支援事業へと移行をさせられてしまいます。稲城市は他市に比べても率先して新たな地域支援事業を開始しており、市民や利用者のみなさんからは「これまで受けることのできたサービスが受けられないのでは」との不安の声が出されています。誰もが安心して介護を受けることのできる介護保険制度の確立が必要であるとの立場から質問をします。

①4月と5月で介護予防給付から地域支援事業に移行した人の人数と認識を聞きます。

②現行の専門家による介護サービスから基準の緩和したサービスへの移行状況と認識を聞きます。

③利用者の不安を払しょくするためにも丁寧な説明と、専門的なサービスを求める利用者には洩れなく対応すべきと考えますが、市の姿勢について聞きます。

(3)介護施設の充実について
 国の方針は「医療から介護へ」、「施設から在宅へ」であるが、同時に社会全体の高齢化により一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯の増加により、在宅生活が困難な事例が多くなっている。そのような方々が、住み慣れた地域で暮らし続けていくためには、介護施設の整備も必要であるとの立場から質問します。

①現在の市内の高齢独居や高齢者のみの世帯の状況とその現状認識を聞きます。

②市内の介護福祉施設及び介護老人保健施設の申し込み状況と認識について聞きます。

③市内の介護福祉施設及び介護老人保健施設は地域的には百村、平尾、若葉台など主であり、矢野口や押立、東長沼、大丸に整備が必要と思われますが、現状認識や今後の整備計画について聞きます。

2.オスプレイの横田基地配備について
 先日アメリカ政府により、横田基地にアメリカ空軍が所有するオスプレイが2017年から配備される計画であることが突然発表されました。オスプレイの横田基地配備は東京都民全体の問題でありますし、特に市内に米軍施設を抱える当市にとっては密接な問題です。オスプレイの配備撤回の立場から質問します。

(1)横田基地へのオスプレイ配備について、国や都から何らかの説明を受けているのか、また今後の対応状況について見解を聞きます。

(2)オスプレイの横田基地への配備について反対もしくは慎重な検討を、市として国や都に求めるべきだと思うが認識を聞きます。

3.中学校の教科書採択について
 今年は4年に1度の中学校の教科書採択の年にあたります。教科書選びは子どもの未来選びです。健全な発達と自由な発想を育む教科書採択を求める立場から質問します。

(1)教科書採択にあたっては、憲法の3原則国民主権・基本的人権・平和主義にもとづき、稲城市平和都市宣言を尊重した教科書の採択がふさわしいと考えるが認識を聞きます。

(2)教科書採択にあたっては、子どもたちと日々深くかかわり、子どもの状況をよく把握している教員の意見を尊重し、公正、公平、公開による採択方法が重要であると考えるが認識を聞きます。

(3)教科書の展示にあたっては、広く市民の声を聞くことも必要であると考えるが認識を聞きます。

(4)「教育再生首長会議」という団体があり、高橋市長は団体の構成員として名を連ねています。どのような理由で参加をしているのかを聞きます。

4.よみうりランド通りの渋滞問題について
 よみうりランドのイベント時期などになると、坂の頂上を起点に周辺が大渋滞となり住民の生活に大きな影響が出ています。事業者による交通誘導員の配置など、早急な対策が必要であると考えますが、市の認識を聞きます。

5.南山東部地区区画整理事業について
 よみうりランド通り及び根方谷戸の高盛土の許可申請の状況について聞きます。
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