市立南山小学校内覧会に参加しました：かけはし〜山岸太一いなぎまちづくりリポート〜：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

市長への要望書を提出しました｜市長予定候補の推薦を決定しましたブログトップ

市立南山小学校内覧会に参加しました　[まちのできごと] [編集]

４月６日に開校する、稲城市としては１２番目になる「市立南山小学校」の内覧会に参加をしてきました。

カラフルだけど落ち着いた雰囲気の建物で、通うのが楽しみになりそうな校舎でした。

図書館も１階の玄関そばにあり、開放的なつくりになっていました。

校舎はとてもすばらしいのですが、行って見て感じたのは「とにかく遠い」ということです。
市の広報では最寄りの稲城駅から徒歩２０分とのことでした。

しかし、私が駅から歩いて上がりましたが、ゆうに３０分近くはかかりました。
しかも、南山の上の方なのでひたすら登り坂です。

まさしく坂を登って、ようやく校舎まで辿りつけました。

しかもこの地域は宅地造成の真っ最中で、児童が登校する道の両側は重機がそのまま置かれている工事現場です。

ちなみに、唯一の登校用道路の入り口には「関係者以外立ち入り禁止」の看板が・・・。

こういう場所に毎日、子どもたちを登校させていいだろうかと、とても疑問に思います。

もうひとつ、もっとも大きな課題は生徒数です。
明日の入学式で入学する児童数は１８名とのことです。
もっとも多いのは１年生が１０数名で、残りの学年は一ケタ、ある学年では１人だけという状況です。
せっかく新しい大きな校舎ができたのに、同じ学年に友達がいない児童の事を思うと胸が痛みます。

南山小学校の建設については、「南山地域の開発」がまずあって、いわゆる「開発のための開発」のような状況になっています。
実際にまだ家もたっていないのに、開発優先で物事を進めたためにこのような矛盾した状況が起きるのではないでしょうか。
教育施設が充実していくことは大変喜ばしいことですが、なによりもそこに通う子どもたちのために何が必要なのかを考えて計画をする必要があります。
さまざまな事を考えさせられた内覧会となりました。