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育児休暇をとることについて [市議団政策]

 このたび、新しい家族を授かりました。現在、長男が10歳なので、10年ぶりのゼロ歳児からの子育てとなります。10年前、私は会社員をしておりましたが、自分自身が育休を取るという意識はなく、周辺の環境としても取れるような状況ではありませんでした。結果として、日常の子育てのほとんどをパートナーが1人で行い、私は帰宅後の数時間や休日にのみ育児に関わるような状況でした。

 同じような状況を繰り返さないためにも、私自身が父親として育児にしっかりと関わるためにも、当面8月から10月末まで育児休暇を取らせていただくことになりました。育休期間中は公務や地域活動の多くをお休みさせてもらうことになり、多くの方々のご協力が必要になります。どんな立場の人であっても、家庭や社会を構成する一員として育児に参加できる世の中にしていくために、積極的に援助も受けながら育休を取得させていただきたいと思います。

 育休期間中の8月28日から約1か月の予定で稲城市議会第3定例会が行われる予定です。市議会議員として市民の付託を受けた立場であり、最も重要な場である市議会本会議での質問、議案審議、採決への参加をどうするか大変悩みました。しかし、日中の議会への出席や、質問や議案審議の準備のために時間の取ろうとすれば、育児に専念することは困難となります。日本共産党稲城市議団で相談をしたうえで、今回の育休期間中については第3回定例会およびそれに付随する議会日程については欠席をすることとしました。お休みさせていただきたい旨を市議会議長にお伝えしましたところ、議長からは「ぜひ育児にがんばってほしい」とご了承をいくただくこともできました。

 私は市議会議員として、地域に住む市民の一人として、様々な地域活動にも参加をしてきました。公務と同じように、それらの地域活動の多くもお休みをさせてもらうことになります。ただ、育児に専念するからといって、ずっと家に閉じこもっていることではなく、週末などに社会や地域の一員としてできる範囲での地域貢献や地域活動には携わっていきたいと思います。

 日本共産党稲城市議団として、また稲城市議会として、現職議員が育児休暇を取得するのは初めてのことになります。稲城市議会には育児休暇の制度や取り決めはありません。どんな立場の人であっても市議会議員になることができるように、育児休暇や介護休暇、傷病休暇などの制度づくりが、今後は求められるのではないでしょうか。私も自らの経験を糧に、多様な人が市議会議員として活動できる仕組みづくりを、これから提案していきたいと思います。

 育児休暇中は、このブログの更新も頻度が少なくなると思います。ただ、市政の問題や議会の様子などについて、必要に応じて発信いたします。また、議員としての様々な相談活動には随時対応してまいりますので、お困り事やご相談事がありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

引き続き皆さんのご支援やご援助のほど、これからもよろしくお願いいたします。

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※猫たちも赤ちゃんに興味深々です。
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