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稲城市議会12月が終わりました。 [市議会]

 本日、平成29年度第4回稲城市議会定例会(12月議会)が閉会しました。
 日本共産党稲城市議団は市長提案議案17件中とも賛成をして、議員提出議案1件に賛成、市民陳情4件のうち2件に賛成をしました。

各議案の議員の賛否については、以下の通りです。(議案名称は一部省略しています)
<総務委員会関係>
〇市税条例の一部改正 賛成:全員
〇一般職の職員の給与に関する条例の一部改正 賛成:全員
<建設環境委員会関係>
〇路上等喫煙の制限に関する条例 賛成:全員
〇生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例の一部改正 賛成:全員
〇地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正 賛成:全員
〇町区域等の新設及び変更 賛成:全員
〇稲城市道路線の認定(矢野口駅周辺区画整理・上平尾区画整理・南山東部区画整理・押立私道の寄付・若葉台民間宅地開発・矢野口民間宅地開発 計16路線) 賛成:全員
<補正予算委員会関係>
〇一般会計補正予算(4号) 賛成:全員
〇国民健康保険事業特別会計補正予算(2号) 賛成:全員
〇一般会計補正予算(5号) 賛成:全員
〇土地区画整理事業特別会計補正予算(2号) 賛成:全員
〇下水道事業特別会計補正予算(1号) 賛成:全員
<議員提出議案>
〇「伊藤ちか子議員に再度、辞職を勧告する」決議 賛成:中山、原島、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、尾沢、中田、鈴木、梶浦/反対:岡田、山岸、荒井、藤原、村上/退席:岩佐、榎本、佐々木
<陳情>
〇「北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める」陳情 反対:全員
〇「別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める」陳情 賛成:岡田、山岸、荒井、藤原、伊藤、村上/反対:中山、原島、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、尾沢、岩佐、榎本、佐々木、中田、鈴木、梶浦
〇「別居中の親子の断絶を防止する教育現場に対する」陳情 反対:全員
〇「別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める」陳情 反対:全員
〇「大丸都営住宅跡地に、高齢者施設、保育園などの福祉施設開設についての」陳情 賛成:岡田、山岸、荒井、藤原、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、村上/反対:中山、原島、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、尾沢、中田、鈴木、梶浦

<解説>
 今回の議案では、補正予算議案で「就学援助費新入学学用品費の前倒し支給」が盛り込まれて、「路上等喫煙の制限に関する条例」が新たに新設されました。また、陳情では私自身も訴えてきた「大丸都営アパート跡地への福祉施設開設」を求める陳情が出されました。大丸都営アパートについての陳情では、残念ながら自民党や公明党の議員の反対によって否決されてしまいましたが、陳情に対する賛成討論の中で今後も福祉施設開設を求めていく事を表明しました。以下に討論原稿を掲載します。

<「大丸都営跡地に福祉施設の開設」陳情の討論>
 第10号陳情「大丸都営住宅跡地に、高齢者施設、保育園などの福祉施設開設についての陳情に」賛成の立場から討論いたします。
 ここに1つの資料があります。平成28年度10月7日付稲城市作成打ち合わせ用資料「稲城市立第四保育園、第六保育園用地などに関する経緯」と題されていて、平成24年ごろからの第六保育園や大丸都有地に関する東京都と稲城市のやり取りが示されています。「平成27年2月24日・住宅経営部再編利活用推進担当課長より大丸都有地全体の土地利用の方向性をまとめる計画を平成28末ぐらいまので2年間で策定予定との話しを受ける」「平成27年2月27日・市課長級、東京都を訪問。大丸都営団地跡地については都では民間活用により進める予定があるため検討に時間がかかる。」そして「平成27年7月2日・市課長級、住宅経営部利活用推進担当課長と協議。民活部分に対する市の要望を聞かれる。(高齢者福祉・障害福祉施設・医療施設等の誘致を求めた)」云々と。ここで示されているのは、市としても大丸都営住宅の跡地について福祉活用を考えてきていて、それを都に要望してきたという事実であります。
 市議会でも、私は平成27年度第2回定例会、第3回定例会、第4回定例会、平成28年度第3回定例会、平成29年度第1回定例会、第2回定例会、今議会と7度にわたって大丸都営住宅跡地を保育所、高齢者施設、障がい者施設などの福祉利用をすべきであると求めてきました。また、今議会では他会派の議員からも大丸都営跡地に開設予定の認可保育所に障害児保育のための施設を併設してはどうかとも提案がされました。私はこの提案は大変すばらしいものであると感じました。私自身の発想ではなかなか出てこなかった物であります。このように、議員がそれぞれの知見や市民とのやり取りの中で「大丸都営跡地にこういった施設を作るべきだ」「このように活用した方が良い」と市に対して積極的に提案をしていくのは大変重要なことではないでしょうか。先の障害児保育の併設について、市は現在の2500㎡の保育所用地では難しいとの答えでした。それならば、あと1万3千㎡も土地が空いています。その部分を使って、障害児保育の施設を開設してもらおうではないですか。
 市も東京都に福祉活用を要望している、市議会でも様々な活用を求める声がある、市民からも高齢者施設や障害者施設を作ってほしいという要望がある。誰もが望んでいる内容がこの陳情の内容であります。ぜひこの陳情を採択して、大丸都営跡地を活用して子育て世代も、高齢者も、障がいをお持ちの皆さんも、誰もが集えるような福祉のまちづくりを進めていこうではありませんか。私たち日本共産党は、これからも市民の皆さんの声をしっかりと受け止めて、都営大丸跡地の福祉活用を求めていく決意を表明して、第10号陳情に対する賛成討論といたします。

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