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稲城市議会6月議会が終わりました。 [市議会]

 本日、平成29年度第2回稲城市議会定例会(6月議会)が閉会しました。
 日本共産党稲城市議団は市長提案議案18件のうち17件に賛成をして、1件に反対をしました。その他に、議員提出議案1件に賛成をしました。

各議案の議員の賛否については、以下の通りです。(議案名称は一部省略しています)
<総務委員会関係>
○消防ポンプ自動車の買入れについて 賛成:全員
<福祉文教委員会関係>
○第三中学校校舎大規模改修工事(建築)請負契約 賛成:全員
○第三中学校校舎大規模改修工事(電気)請負契約 賛成:全員
○第三中学校校舎大規模改修工事(機械)請負契約 賛成:全員
<建設環境委員会関係>
○多3・4・36号線トンネル整備工事請負契約 賛成:中山、北浜、渡辺、坂田、池田、つのじ、大久保、市瀬、荒井、藤原、中田、鈴木、岩佐、榎本、佐々木、伊藤、梶浦、村上/反対:岡田、山岸
○稲城市道路線の認定 賛成:全員
<補正予算委員会関係>
○一般会計補正予算 全員:賛成
<その他>
○農業委員会委員の選任 全員:賛成
 ※11人分

<解説>
 6月議会の重要議案は、補正予算の「待機児解消のための緊急対策」に対する審議でした。
 具体的には0歳児を17人分、1歳児は10人分定員を緊急に増やして待機児対策にするというものです。具体的には公立保育園の非常勤職員の給与を増額したうえで職員を増員して定員を増やしたり、私立保育園の職員の家賃補助制度を利用して職員確保を促して定員を増やすなどの対応です。私立保育園では市内の4園の保育園がこれに協力をしてくれることになりました。緊急対策は重要ですが、委員会審議の中で明らかになったのは対象となる児童数は0歳児が41人で、1歳児が52人とすべての子どもたちが入園できるものではないということです。
 私は委員会の質疑と討論の中で「対象となるすべての子どもたちが入園できるように、更なる追加対策について検討をするべきです。」「今回協力をしてもらった園以外の私立保育園についても、継続して協力を求めていくことが必要です。」「予算には賛成しますが、これで終わりではなく追加の緊急対策を求めます。」と述べました。市からは「今回の対策でも入れない待機児童がいることは事実です。」「他の私立保育園にも引き続き協力をお願いしていきます。」と答弁がありました。
 反対したトンネル工事の契約について、岡田議員が反対討論を行いましたので、以下に討論要旨を掲載します。
 6月議会では一般質問で子育て計画の不備を市が認めたり、都営アパートの耐震状況について新たな事実が判明するなど、様々な出来事がありました。これらについて、市議会報告を作成してお知らせをしていきます。今後とも、お気づきの点などがありましたらお知らせください。

<「多3・4・36号線トンネル整備工事請負契約」反対討論>
 多3・4・36号線トンネル整備工事については、3月の第一回定例会で議論してきました。このトンネル工事については、上平尾および小田良の土地区画整理事業の中で計画されてきた工事を、市施工に変えて工事を行うという経過があり、総額13億5千万円にのぼります。私たちは、この事については工事費を肩代わりするかのような大きな財政負担をともなうものであるとして、市施工で行う工事予算に反対してきました。これまで通り組合の事業としてトンネル整備を行うべきものであり、この立場から市施工によるトンネル整備工事請負契約に反対するものです。

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