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9月市議会の日程と一般質問が決まりました。 [市議会]

9月1日より、第3回稲城市議会定例会が開かれます。
9月議会に向けて一般質問の項目を提出しました。
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今回の議会の役割、位置づけは次のとおりではないでしょうか。
①決算議会として前年度の決算が報告されるので、内容をチェックし審議を行う。
②6月議会の市提案議案や一般質問の内容について、さらに深めた形で質疑する。
③戦後・被爆70年、安保法制の国会審議など、戦争と平和を巡る問題に対して提起していく。
以上の3点を踏まえながら一般質問も内容を考えました。

私と岡田議員の質問の日時は、9月8日の13時頃~14時頃が山岸、14時頃~15時頃が岡田議員となると思われます。
ぜひ、多くの皆さんの傍聴へのご参加をお待ちしています。

日本共産党 山岸太一 一般質問項目

1.安心して住み続けられる、地域包括ケアシステムの構築について
(1)在宅医療の充実について
 社会全体の高齢化に向けて在宅医療の充実は欠かせない課題です。市としてどのように需要を把握し、計画を作っていくのかが重要であると考えます。
 また、在宅医療の後方病床として市立病院の役割も重要です。介護者の休養のためのレスパイト入院や緊急時の緊急入院病床の確保についても計画的に進めていくことが求められると思います。在宅医療の充実を求めていく立場で質問をします。
①医療計画の策定に向けての今後の予定や進め方について聞きます。
②在宅医療推進にあたって稲城市立病院がどのような役割を果たすのか、これまでの取り組みや今後の考えについて聞きます。

2.第6期介護保険計画について
(1)補足給付について
 介護保険で特別養護老人ホームなどに入所する低所得者の負担を軽減する「補足給付」の申請方法が8月から変更になったことについて、大きな社会問題となっています。対象となる基準に「資産要件」が追加され、書類の提出が間に合わなかったり、提出すること自体が困難な人が「補足給付を受けられないのでは」と不安の声をあげています。本当に必要な人が受けられるようにするために丁寧な説明や対応を求める立場で質問をします。
①市内の介護施設での対象となる人数、必要な手続きの内容について聞きます。
②様々な事情で早急な対応が難しい人への対応方法について聞きます。

(2)基本チェックリストの運用について
 第6期介護保険計画から、要介護認定にあたって「基本チェックリスト」を使用することが明記されています。極めて簡易なチェックリストのみで「要支援」となってしまうのではと不安の声も出されています。基本チェックリストについて、厳密な運用とフォロー体制の整備を求める立場で質問をします。
①要介護認定の基本的な流れについて聞きます。
②基本チェックリストの窓口や担当者について聞きます。
③基本チェックリストで要支援になった人の再認定の仕組みについて聞きます。

(3)都有地の介護福祉施設活用について
 東京都は都有地の高齢福祉施設や保育所の活用について積極的な立場を取っています。市内のなかにも様々な形で都有地があります。これらを活用することで、介護福祉施設の増設を求める立場から質問をします。
①市内にある都有地の現状と今後の活用についての認識を聞きます。
②都有地の福祉部門での活用についてこれまでの検討状況について聞きます。
③今後に向けた認識について聞きます。

3.中学校の教科用図書の採択について
 8月18日の教育委員会で2016年~2021年まで使用する中学校及び小中特別支援学級の教科用図書の採択が行われました。社会的にも関心が高く、多くの市民が傍聴等にも参加をしました。今後ともより多くの市民が参加をして、開かれた教科書採択を求める立場で質問をします。
(1)教科書展示について
①6月~7月まで行われた教科書展示の参加人数とアンケート枚数について聞きます。
②今回の教科書展示にあたって会場選定の理由や基準について聞きます。
③今後の教科書展示に向けての課題について認識を聞きます。

(2)教科書の採択について
①採択にあたっての調査研究委員会や審議会の開催状況やその中での審議内容について聞きます。
②教科書展示で市民から出されたアンケートの傾向や主な内容について聞きます。
③審議会の答申や市民のアンケートについて教育委員会での活用状況について聞きます。

4.戦後・被爆70年にあたっての見解について
 今年はアジア太平洋戦争が終戦をして70年にあたります。また、広島と長崎に原子爆弾が落とされてから70年にもあたります。稲城市にも戦争中に召集をされて100人以上の人が戦死されています。また、広島や長崎で被爆をされた人も市内には数十人いらっしゃいます。改めて戦後・被爆70年を振り返り、戦争反対と核兵器廃絶を求める立場から質問をします。
(1)戦後70年について
①市としての取り組みについて聞きます。
②戦後70年にあたっての市長としての見解を聞きます。

(2)被爆70年と非核都市宣言について
①市内の被爆者の状況について聞きます。
②非核都市宣言の策定について認識を聞きます。

5.フォスターシティ市への視察について
 前議会の補正予算審議の中で様々な意見が出された海外姉妹都市提携調査のための市長の海外視察が行われ、その報告が出されております。広く市民が交流し、双方の市民にとって有益となる姉妹都市提携を求める立場から質問をします。
(1)今回の視察の具体的なスケジュールと内容について聞きます。
(2)視察者の「元在サンフランシスコ日本国総領事館の領事」という人の現在の立場と、今回の視察での役割について聞きます。
(3)今回の視察の評価について聞きます。

6.マイナンバー制度実施について
 来年4月からマイナンバー制度が実施をされます。制度の中身がほとんど知られていない中で、「見切り発車」とも言われている中で実施がされようとしています。公的機関による個人情報の流出についても不安が高まっています。市民の不安を払しょくし、情報管理体制を高めていく立場から質問します。
(1)市の取り扱う情報の中でマイナンバーによって管理される物はどこまでか聞きます。
(2)「通知カード」と「個人番号カード」の違い、発行方法などについて聞きます。
(3)市の情報セキュリティー管理体制の現状について聞きます。

7.飼い主のいない猫(ノラ猫)について
 飼い主のいない猫(ノラ猫)に対する意見や苦情が市民から寄せられています。同時に、たとえ飼い主がいないとしても1個の生命として尊重をしていくことが必要であると考えます。地域社会の中で動物の命を守り育てていくために合意形成を進めていく立場で質問します。
(1)ノラ猫についての市民からの意見や苦情の状況について聞きます。
(2)これまでの市の対策や取り組みについて聞きます。
(3)今後の対策や課題について認識を聞きます。

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