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稲城市議会12月議会が始まります。 [市議会]

 11月26日から、稲城市議会第4回定例会(12月議会)が始まります。9月の議会は育休でお休みしたので、半年ぶりの議会となります。今回は一般質問で、育休中の経験などについても話したいと思います。また、稲城市議団として新型コロナ対策としてPCR検査の対象拡大について、岡田議員が質問いたします。
 引き続き感染症対策で議場での傍聴はできませんが、PCやタブレット、スマートフォンを使ったネット視聴はできます。どうぞ、ご視聴をください。

※議会中継はこちらから。

<12月議会の主な日程>
11月26日(木)議会開会、議案説明
12月 1日(火)一般質問 ※山岸は1日の9時半から、岡田議員は1日の午後から、田島議員
~4日(金)  〃  は3日の午後からの予定です
7日(月)    
8日(火) 総務委員会
   9日(水) 福祉文教委員会
   10日(木) 建設環境委員会
   16日(水) 本会議最終日(討論と採決)

<一般質問の項目>
1.必要な人が必要なサービスを利用できる介護保険制度に向けて-高すぎる介護保険料と介護サービスの制限について
 介護保険料を滞納して差し押さえ処分を受けた高齢者の数が過去最多を更新したことが明らかになりました。高すぎる介護保険料の負担を減らし、更なる介護サービスの制限に反対する立場で質問します。

2.男性の育児休業の向上による育児参加の推進について
 民間の調査によれば企業で働いている若手男性社員の86%が育休の取得を希望しているとされていますが、実際の取得率は7%に留まっています。私自身の体験も踏まえながら、男性の育休取得の向上を目指す立場から質問します。

3.希望するすべての人が保育園を利用できる待機児童対策について
 これまでも認可保育園の新設による待機児童ゼロを求めてきました。保護者が子どもを安心して預けられる環境を整備することを求める立場から質問します。

4.平尾団地商店街空き室活用による市民の生活支援について
 平尾住宅「平尾団地商店街」にある空き室について、市民の暮らしや生活を支援するために活用してほしいという声が寄せられています。住民の声を聞きながら、市が明確な方針を持って対応することを求める立場から質問します。

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※市役所から見える梨畑も葉っぱが落ちています。
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「育休」の終了と「育児」の継続について [市議団政策]

 8月から10月までの3ヶ月間、育児休業を取らせていただきました。育休期間中は9月議会の欠席や議員活動のお休みなど、多くの皆さんのご協力をいただいた事に感謝を申し上げます。3ヶ月間の育休期間中に感じたことや、考えたこと、またこれからの事について報告させていただきます。

1.「育休」を体験して
①育休は1ヶ月を超えてから楽しくなる
 育休の最初の1ヶ月は本当にてんてこ舞いでした。子どもが泣いていても、なぜ泣いているのかもよく分からなくて、ワタワタしている間に時間が過ぎいく日々でした。気が付くとあっという間に日が暮れていて、仕事から帰ったパートナーにバトンタッチして、ようやく初めて外出するという日が何日もありました。8月は暑くてお散歩もできなかったので、子どももストレスを感じていたと思います。
 しかし1ヶ月過ぎて9月になるとお互いになれてきて、「朝食後にミルク→機嫌の良い間に家事全般→目が覚めたらお散歩」などの生活のリズムをつくることができるようになりました。1ヶ月ちかくひたすら一緒に生活する中で、私も子どももお互いに家族として成長できたのだと思います。
 現在、男性の育休の平均日数が10日程度と言われています。それでは、なんだかよくわからないうちに育休が終わってしまうと思います。育休を取るなら、ぜひ1ヶ月を超えた期間をとってもらうと、親子とも楽しい生活が送れるのではないでしょうか。
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※この記事を書いている間も隣りで大泣きでした。

②育児とは離れた「ひとりになれる時間」が必要
 我が家はパートナーが週3日の非常勤労働なので、育児休暇を取ることができません。ですから、育休は私だけが取ることになりました。ただ、パートナーの仕事がない平日や週末は2人で育児をすることができ、それが大きな助けになりました。育児そのものは楽しいですし、やりがいもあります。しかし、片時も目を離すことができない乳児との生活を、ずっと繰り返していると息がつまってくるのも事実です。そんな時はパートナーに任せて、数時間ひとりになって出かけることができました。こういった時間は本当に大切だと思います。パートナーにとっても、仕事とは言えども子どもと離れて過ごす時間は重要なのではないでしょうか。
 ベストなのは2人で育休を取って育児をすることですが、それが難しい場合でも今回の我が家のように、交互に育児に関われるような制度もあっても良いかと思います。大事なのは「父親だから」「母親だから」とひとりだけで抱え込まずに、時には育児から解放される時間をつくっていく事ではないでしょうか。疲れたときや息詰まったに、気軽に赤ちゃんを預けられるような制度があっても良いのではないかと思いました。
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※週1回の子育てサークルではお姉ちゃんがお世話してくれます。これだけでも助かります。

③赤ちゃんにとって優しいまちづくり
 子どもと一緒に買い物にでかけたり、散歩に行ったりする中で、様々な事に気が付くようになりました。たとえばベビーカーを押していると、明らかにガタガタしてしまう道とそうでない道の違いが良くわかります。舗装が古くなった道、側溝のずれた箇所、歩道と車道の区別がない狭い生活道路、小さな段差、これらがあるとそれだけでベビーカーを押すのが大変になりますし、必要以上に気を使うことになります。また、スーパーに買い物に行くと通路の棚の前に商品が置いてあったり、通路の真ん中に棚があったりしますが、それを避けるのも一苦労します。
 これまで何気なく過ごしていたり、歩いていた場所が、赤ちゃん連れだととても通りづらい場所だったことを改めて気づくことができました。車いすで生活されている人なども、こういった不便を毎日感じているのだと知りました。まちづくりは、最も弱い立場の人のために行われるべきではないでしょうか。自分がその立場になって知ることができ良かったです。
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※このくらいの段差でもベビーカーですと高低差があります。

2.これからの育児について
 11月となり、「育休」は終了となります。11月末には第4回定例会(12月議会)が開かれますので、それに向けて議会質問等の準備はすでに始めております。しかし、11月からの保育園の入園は落選して、待機児童となってしまいました。11月のゼロ歳児の待機児童数は247人(!)であり、とても年度内に入園できる可能性は無いと思います。来年4月の入園に向けて申し込みはしますが、それまでの間はやはり私が中心となって「育児」を継続することとなります。
 育休は終了しましたが、ある意味「時短勤務」のような状況がしばらく続くことになります。議会への出席を中心にしながら、育児や家事とのバランスを取りながらの議会活動になります。育児に携わることで、様々な事を知り学ぶことができました。こうった学びをこれからの議会質問や議員活動にいかしていくためにも、育児は大事にしていきたいと思います。どうぞこれからも、多くの皆さんのご理解やご協力のほどをどうぞよろしくお願いします。
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※家族5人(ひとりはお空の上に)をこれからもよろしくお願いします。

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