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日本共産党稲城市議団「学校休校アンケート」まとめ [市議団政策]

 日本共産党稲城市議団は3月2日から、「学校休校についてのアンケート」を実施しています。アンケートには保護者の皆さんから、様々な声が寄せられました。
 特に学校と保育園の対応について声が寄せられたので、その内容を整理して本日、それぞれの担当部署に伝えました。アンケートの結果の中間報告と、本日の市とのやり取りについて報告します。

<アンケート結果(属性)>
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<アンケート結果(自由記載)>※一部内容を加工しています。
1.保育園関係
①子どもは学童と長時間保育を利用していますが学校や長時間保育もクラスターになりやすい場所なので不安で仕方ないです。休んでしまうと生活ができず休みたくても休めません。
②職場では「学童や長時間保育が閉鎖になって、仕事に出られなくなった時はお金の補償する」と言われているので、学童や保育園などの自粛の検討をお願いしたい。
③保育園は通常通り開園していて休業補償が受けられないため、仕事を休みたくても仕事を休むことができない。
④「やむを得ない場合は預かってくれる」というのは親切だが、預けようと思えば預けられる道があると、仕事を休ませてくれと言いにくい。
⑤保育園も閉鎖にならないかぎり、仕事は続けなくてはならない。行かせない選択肢を与えられず、苦悩している。
⑥保育園を自主的に休んでも4月からしか保育料の免除がなく、月に1日でも登園したら全額の支払いになる。日割の導入、3月からの免除を望む。

2.学校関係
①入学式、始業式も延期してほしい。
②三密を解決できるまで学校延長すべき、稲城市の対応は遅すぎる。
③学業面や生活面で困っていないとはいえないが、子ども達が学校に行くことにより感染拡大が進むことの方がはるかに困る。
④私費で教育を賄わなくてはいけない。公費でオンライン学習など導入してほしい。
⑤預かり学校するなら人数で分けて、何日かおきに授業をしてほしい。授業の遅れも気になるし、預かり学校学童はやるのに授業だけやらないのは中途半端に様に感じる。
⑤登校日が設けられたが10:20下校で、その後の放課後子供教室が開くのは14:00なので、間が開いてしまう。下校時刻を遅らせるか、放課後教室の開始を早めてほしい。
⑥休校により光熱費等の費用がかさむが、減給しているわけではないので給付が受けられない。また、栄養面も心配で、給食の有り難さを痛感する。
⑦学童に行かせるのも不安だが、空いているうちは子供が行きたいというので、行かせるしかない。しかし、学童がないと、仕事で出勤しなくてはならない時は困る。小学生や保育園の子どもがいる保護者については、国の責任で帰省して働かせない方向で補償もして欲しい。
⑧日々、子どもたちも親もストレスが溜まっている。
⑨午前中は学習に充てるなど規則を作ってくれると、自宅にいる子供を指導しやすい。

3.その他
①稲城市の感染者について、どこをいつ利用していたのか詳細が知りたい。
③マスクの入手が困難。市内で何人の感染者がいるか不安。
④稲城市で3人の感染者が出ているにもかかわらず、市からメールや詳細など一切情報がなく不安。稲城市内の感染拡大状況を市長から正確に発信してほしい。

<市とのやり取り>
 市との話し合いの中では、「大事なのは保護者の不安によりそうことであり」「それぞれの気持ちが尊重されるように対応してほしい」と求めました。保育園については、「登園を自粛したいが仕事を休めないので、行かざるを得ないという気持ちの人もいる」「保育料の返金も他市のように柔軟に対応してほしい」と要請しました。また、学校については、「休校延長の決定やアナウンスが結果的にギリギリになってしまった」「保護者への案内や情報発信については丁寧に行ってほしい」と伝えました。
 それぞれの市の担当者からは、「様々な声があるのは理解しています」「かつてない状況で、どれが正解なのかは判断するのが難しい」と悩んでいる実情も明かされました。
 それぞれの要望について「すぐに〇〇します」という事にはなりませんが、市民の声を届けながら、市の状況についても聞くことで、疑問点の解消や制度の改善につなげることができます。これからも、双方向なやり取りを大事にしていきたいと思います。今後もアンケートは継続して実施して、切実な声や要望を届けていきます。皆さんの声をお寄せください。

「新型コロナウイルスによる休校」についてのアンケート
https://forms.gle/fGyRWpm7cXCrYXnUA

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