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稲城市議会3月議会が始まります。 [市議会]

 2月26日から、3月議会が始まります。いよいよ今の任期の最後の議会であり、来年度の予算を審議する予算議会になります。代表質問、一般質問、予算委員会と長丁場の議会になります。市民の声がちゃんと反映された予算になるように、またこの4年間の集大成の議会となるように臨んでいきます。多くの皆さんの傍聴をよろしくお願いいたします。

<3月議会の主な日程>
2月26日(火) 本会議(施政方針、議案説明 等)
3月 1日(金) 補正予算委員会
   4日(月) 代表質問
   5日(火) 一般質問
  ~8日(金)    ※山岸は5日の11時頃、岡田議員は7日の11時頃の予定です
  11日(月) 総務委員会
  12日(火) 福祉文教委員会
  13日(水) 建設環境委員会
  14日(木) 予算委員会・総括質疑
  15日(金) 予算委員会・総務分科会
  18日(月) 予算委員会・福祉文教分科会
  19日(火) 予算委員会・建設環境分科会
  26日(火) 予算委員会・採決
  27日(水) 本会議(議案の討論と採決)

<一般質問の項目>
1.特別教室へのエアコン設置による教育環境の改善について
 すべての教室へのエアコン設置は切実な課題です。すべての特別教室へのエアコン設置を求める立場から質問します。

2.高齢者が安心して暮らしていけるための介護保険制度の実現について
 ずさんな有料老人ホームの経営により入居一時金が返金されない等、有料老人ホームを巡る問題が報道されています。高齢者が終の住まいとして安心して暮らしていける施設整備を求める立場から質問します。

3.学校をよりよい教育の場にするための、教職員の働き過ぎの改善について
「学校がブラック職場になっている」と言われ、教職員の長時間労働は社会問題になっています。ひとりひとりの子どもたちが大切にされ、成長していく学校をつくるためにも、教職員の異常な長時間労働の是正を求める立場から質問します。

4.地域猫活動の推進による、人と動物の共生するまちづくりについて
 これまで、市と地域とボランティア団体の共同による地域猫活動の進展を求めてきました。実際に市とボランティア団体が一緒に地域猫活動に取り組む場面も増えてきています。更なる地域猫活動の推進を求める立場から質問します。

5.賃貸住宅に住む消費者の権利擁護と住み続けられる住居づくりについて
 民法の改正に伴い、賃貸住宅の修繕ルールの見直しが進んでいます。消費者である借主の権利が守られ、長く住み続けられる住まいづくりを求める立場から質問します。

6.大丸都営団地跡地の福祉活用による福祉のまちづくりについて
 初質問である2015年(平成27年)第2回定例会から、大丸都営団地跡地の福祉活用を何度も求めてきました。高齢者、障がい者、子育て世帯の誰もが集える福祉のまちづくりを求める立場から質問します。


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※雲の隙間から朝焼けが見えました。
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稲城市の待機児童数の推移と保育園新規開設状況 [市議団政策]

 稲城市で、なぜ毎年のように待機児童が問題になるのでしょうか。私たちは、最大の原因はこれまでまともに保育園を作ってこなかった、市の姿勢が大きなツケとして回ってきていると考えています。そのことについて、過去の数字等についてまとめてみました。
 以下の表は、稲城市の待機児童数の推移と新規開設された保育園です。
 まず、前提となる待機児童数についての考えです。国は待機児童数をごまかすために様々な“除外規定” を設けて、待機児童から「隠れ待機児童」を除いて待機児童数を小さく見せるような事をしています。日本共産党は「認可保育園を希望して入れなかった数」こそが待機児童数そのものであり、市議会でも必ずその数を明らかにするようにしています。
 今回の数字も本来は表に出ない物を、市議会での答弁という形で議事録に残っていたために数字を追うことができました。一部の人からは「議会質問で数字を聞くだけの質問は意味がない」という声もありますが、議事録に数字を載せることで後々の分析や検証に活用することができます。議会質問にはこういった側面もあるのだということを実感しました。そんなわけで、表の2009 年以降の数字は「本当の待機児童数」となっています。しかしそれ以前の2008年や2007年当時は、実は待機児童に対する私たち自身の認識もまだまだ弱く、議会質問での答弁も「隠れ待機児童数が除外された数字」となっています。2008年から2009年にかけて、突然数字が多くなっているのもそういった事情があることをご了承ください。

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 その点を踏まえても、少なくとも2009 年以降は毎年のように100 人以上の待機児童が出ているのがわかります。また、数の推移で見れば2004 年頃から待機児童が増えてきているのがわかります。本来であれば2010 年以前から保育園を新設して、計画的に保育園を作る必要があったはずなのに、それが行われていませんでした。2002 年に若葉台に保育園ができてから、次に南山保育園ができるまでに13 年以上経過しています。現市長の髙橋市長だけでなく、その前の石川市長の時代から待機児童対策が後手に回っていたことは明らかです。
 待機児童対策の唯一の道は、保育園を新設して保育園の定員を増やすことです。しかし、つい最近まで市はまったくそういう姿勢を見せてきませんでした。私が議会で「認可保育園を増やすべきだ」と言っても、「認可保育園は足りている、認可外などでなんとかする」という態度でした。しかし、保護者の皆さんの声や私たちの議会での追及に押されて、ついに稲城市も認可保育園新設の方向に舵を切っています。
 しかし、まだまだテンポが追いついていません。長い間、抜本的な対策が取られていなかったツケが、今ここにきて響いているのです。日本共産党市議団は、稲城市の保育園新設計画を早期に着実に実施させながら、希望するすべての人が保育園に入れる環境を作っていくことを、これからも求めていきます。

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