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「値上げ問題を考える市民説明会」に参加しました [まちのできごと]

 1月25日(土)に、「値上げ問題を考える市民の会」主催の「このまま進めていいのでしょうか?使用料・利用料の一斉値上げ市民説明会」に参加をしてきました。
 これは、すでに様々な形で問題になっている稲城市が4月から行おうとしている「使用料・利用料の見直し」という名目の一斉値上げについて、その理由や内容等について市長や議員に対して説明をしてほしいと要請をして開かれたものです。本来であれば、市長が率先して説明会を行って市民の疑問や意見に答えるべきだと私は考えますが、市長は「説明会の予定はない」ということのようなので、市民有志の皆さんがわざわざ手間暇をかけて説明会を開催されました。
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※当日配布された市の財政状況についての資料(市民の会作成)

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※当日配布されたゴミ袋値上げについての資料(市民の会作成)

 市長とすべての市議会議員に案内を送ったとのことですが、結果として参加をしたのは私たち日本共産党稲城市議団3人(山岸・岡田・田島)と市民クラブ4人(あらい・村上・武田・いそむら)の7人の市議会議員でした。参加されなかった市長や議員にはそれぞれの考えがあると思いますが、せっかく市民有志の皆さんが準備をしてくれた説明会なのだから参加してもよかったのではないかと思います。また、市長は今回の値上げの責任者なのだから、市長主催の説明会を行うくらいの姿勢が必要ではないでしょうか。
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※主催者あいさつをされる会の代表(左)と7人の議員(右)

 当日は土曜日の夜という時間にも関わらず、会場いっぱいの150人近い市民の皆さんが参加をされて、大変熱心なやり取りがされました。前半は参加した各議員がそれぞれの内容について報告説明をして、それを受けて参加された皆さんから質問や意見が出されました。
 出された質問や意見で書き留めた主な物は以下の通りでした。

・「算定基準の詳細」は市のホームページに載っているあるがどの程度の内容なのか?
・私は「丁寧に説明」してもらったという気がしていない、これはどうすればいいのか?
・市長や行政にどうすれば疑問や意見を届けることができるのか?
・今のまま値上げを進めさせていいとは思えない。私は疑問があれば市に対して文書で質問して、文書で回答をもらうようにしている。
・ゴミ袋の値上げについて地元の議員に「これは大変なことではないか」と言ったら、「このくらいはたいした事ではない」と言われた。とても憤っている。
・今回の値上げの問題や市長のひどい進め方について多くの市民が知らされていないと思う。もっと市民に知らせないといけないと思う。

 その他にも様々な質問や意見が出されました。総じて、皆さんの声は「今の進め方は納得ができない」「広報だけ配って、あとはホームページを見ろでは乱暴すぎる」「こういった市民の声をもっと市長や議員は知るべき」というものでした。
 参加された多くの皆さんが真面目に考えられていることがよくわかりました。やはり、政治は市役所や市議会の中だけで作られるのではなく市民の生活の中から作られますし、政策は市長や議員だけで作るのではなく市民の声とともに作っていくことが求められるのではないでしょうか。
 値上げ問題については3月議会に出される来年度予算にも大きく関わってきます。これからもこの問題について、市民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。

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