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障害者施設の見学をしました [市議団政策]

8月13日に、同じ1期目の新人議員の有志4人で市内の障害者施設の見学を行いました。

1日かけて9ヵ所の施設や事業所をまわり、どの事業所でも皆さんお忙しい中で資料を準備していただき、熱心にご説明をしてくれました。
医療や介護についてはこれまで様々な形でかかわってきましたが、障がい者福祉の分野についてもほとんど不勉強でしたので、今回の見学はとても勉強になりました。

見学をした施設・事業所の一覧は次の通りです。
①パサージュいなぎ(施設入所支援、生活介護、短期入所)
・50床の入所定員で、精神障害や知的障害がある方が施設内で生活をしています。
・短期の入所やデイサービスへ通所で通ってくる方も受け入れいています。

②RUE(リュー)東長沼(グループホーム)
・5床の定員で、精神障害や知的障害がある方が生活をしています。
・食事や家事などの援助を受けながら、家に近い形で自立した共同生活を行っています。
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地域の中に溶け込んでいるグループホーム。庭を使ったバーベキューなども行っているようです。

③通所訓練室・梨の里(生活介護)
・医療的支援が必要な重度な身体障害の方がデイサービスへ通いで来られています。
・リハビリ的な支援も受けることができます。
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訓練室の中で説明を受けました。

④コラボいなぎ(就労移行支援、就労継続支援)
・一般企業への就労するためのトレーニングを受けることのできる移行支援事業と、いわゆる「作業所」としての継続支援事業を行っています。
・本格的な宅配弁当の作成やお菓子作りなどを行って、市内の各所に配達や販売を行っています。
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就労移行支援ではパソコンを使いながらトレーニングを行っています。

⑤エイトピア工房(就労継続支援)
・お菓子とパンの工房を使ってさまざまな商品をみんなで作っています。
・農作業を行う設備も併設しており、通われてくる方の得意分野を活かして働いて工賃を受け取っています。
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多彩なお菓子やパンを作っています。

⑥わくわく(就労継続支援)
・精神障害の方に特化をした事業を行っています。
・作業所としての就労支援だけではなく、人との関わりを作るための生活支援も合わせて行っています。
・併設しているカレーショップは、週1回の営業ながら本格的なカレー屋として市内でも名が知られています。

⑦マルシェいなぎ(相談支援、就労支援)
・相談事業全般を行う事業所です。
・特に成人の方の一般企業へ就労相談や、就労後のフォロー、企業側への情報提供やサポートなどをきめ細やかに行っています。

⑧レスポーいなぎ(発達支援センター)
・幼児や児童の発達障害に特化した相談事業を行っています。
・悩みや困り後の相談から、学校や保育施設への情報提供、医療支援など、児童と保護者のサポート活動を行っています。
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発達障害に対しての情報提供なども行っています。

⑨LaVie(ラヴィ)東長沼(日中一時支援、放課後等デイサービス)
・成人の方の日中の生活介護も行いながら、子どもたちを対象にした学校終了後の預かり事業を行っています。
・子どもたちをただ預かるだけではなく、集団生活や社会性を学ぶための活動を行っています。

障がい者福祉は障がいの内容(身体、知的、精神)や度合いによって、サービスや支援の中身が変わってくることを今回の見学で知ることができました。
また、最近では児童の発達障害への支援依頼も増えていて、相談を行っている「レスポーいなぎ」では毎日3~4件の相談が入っているとのことでした。(1件当たりの相談時間は1時間~1時間半で、これを2人の相談員で行っているとのこと!)

ひとりひとりの方が、その人らしい生活や人生を送れるように必要なサポートや支援体制を整えていくことの重要性と、事業基盤の大きくない事業者への行政としての支援の必要性を強く感じました。

今回は党派や会派を超えて新人議員だけで見学しながら意見交換をすることができて、新鮮で勉強になる1日となりました。
これからも、いろいろな形でコラボレーションをしていければ嬉しいです。
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「エイトピア工房」と「コラボいなぎ」のクッキーがおみやげになりました。
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